新刊、
きょうから、料理上手 コツがわかるから自信がつく、きほんの10皿とアレンジ50
この本ができるまでのこと、老後の楽しみのために?書いてます。
その3は・・・写真のこと。
過日、わが家で、この本にかかわってくれた方々みんな集まって打ち上げ!しました~。
みんな笑顔、
なにしろ、本当にほんとうに、たのしい現場だったのです。
(私が言うのもなんですが・・)
本の巻末にも、どーしても!と言って書かせてもらった通り、
とにかく、1年分、笑わせてくれたカメラマンの竹内章雄さん。
おもしろいだけじゃもちろんなくて、
有元葉子先生や、栗原はるみ先生のご本でもおなじみ(ご指名)の、
料理写真界では知らない方がいない巨匠。(ご本人は、この呼び名はご不満、笑)
私ももちろん、料理の仕事に就く前から、その存在は知っておりました。
本をめくって・・あー、これも竹内さんだ!と思うこと多くて。
ずいぶん前に、雑誌のお仕事でご一緒して、その上品で繊細で美しい写真に触れ、
いつか・・・と。
今回、編集者さんとのお話の中で、
もしご一緒していただけるなら・・とお願いしました。
※大好きな、ハンバーグの写真。
このハンバーグ、ほうんとうに目からうろこ!という声が多いから、ぜひ作ってみてほしいなー。
とくに、ひとつだけ、巷のレシピとちがうところがあるのです。。。
※表紙候補でもあり、みんなが好きだったポトフ。ポストカード作りたい!
実は、お願いしたかった理由は、こっそり、もうひとつあって。
私が尊敬する、今はもう仕事を辞めてしまわれた料理編集者のFさんが、
「大好きなカメラマン、写真と同じで、とても繊細な人・・」と絶賛していたのです。
私は、本を作る時も、雑誌のお仕事をするときも、
レシピを考えながら、あるいは現場であたふたしながら、
ふと数々のFさんの言葉を思い出します。
ほんとに、ものすごく教えられ、学ばせてもらったなーと。(ご本人はそんなことないよー、とおっしゃるんですけどね。)
撮影時は、
めっちゃ、きさくで、本当に楽しい方で、一同爆笑な日々でした。
今回は、私がスタイリングもしたので、
そのセンス含め、怒られたりするかなーなんておもってちょっとびびっていたら、
「どくとくな、もそりかたよねー!」と、(たぶん)ほめて育ててくださり、ほんとはげみになりました。
そして、現場を楽しくすることって、すごく大事、と改めて。
ご縁あってお話する機会を持てた、うちの相方(夫)が、
ほんとに勉強になるわーと。
相方も制作現場で、厳しいこともあるからこそ、
雰囲気をよくすること、明るさ、たのしさ、何より大事!と思っているようで。
料理本の現場は、実際のところ、10時間近く立ちっぱなしだったりするので、だんだん疲労ムードに。
全員がつかれてきたときに、なんでもないことで、雰囲気がちょっと暗くなったりすることもあり〼
だから、疲労困憊な時ほど、明るく、楽しく。
そのベースがあってこそ、言いにくいこと、言うべきこと、もちゃんと言える現場になる気がします。
しかもねー、
今回は、なんと、巨匠に、プロセス写真やら道具やら入れたら、300枚以上、撮ってもらいました。
これ、とんでもない数です。
プロセスをしっかり見せるのが、この本の大事なところだから。
果てしない道具の撮影でも、まったく嫌な顔なし、敬服しました。
本当にお疲れさまでした。
撮影最終日、あー、楽しかったねー、撮影ロスになりそう・・と言いながら解散した後。
ひとりで、片づけていたら、
洗面所の横に、ひっそり、このポラロイドが1枚。
竹内さんからのお土産でした。
大切にしてる、泣。
※ジャストミートな、唐揚げ写真。 ブルックリンで買った昭和のガラス器をどうしても使いたかったポテサラ写真。
ばりばりに実用的な内容ですが、
写真は、写真集のように美しい・・・そんな本が作りたかった。
そして、ほんとうに、写真の美しい本になりました。
みなさま、ぜひ手にしてみてくださいませ~。
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きょうから、料理上手 コツがわかるから自信がつく きほんの10皿とアレンジ50
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