【風夏】メインヒロインに悲劇の結末…、そして主役は伝説へと……。 | ユーリなリオン日月録

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 『週刊少年マガジン』2014年11月号に、「君のいる町」の連載完結と同時に連載の始まった「風夏」だが、本日発売の2014年47号では、悲劇の結末が描かれた。

 2014年46号では、秋月大和と涼風(旧姓「朝比奈」)の長女・風夏が道路でCDプレイヤーを聴きながら歩いている最中にトラックにはねられ、頭から大量の出血が見られるシーンがあった。そして、そのまま息を引き取った。享年16。
 葬儀には、彼女とバンドを組んだ三笠真琴をはじめ、様々な面々が集まったが、ただ一人、彼女と両想いとなり、その代役で歌を歌った榛名優の姿がなかった。優は公園でその死に絶望する勇気すら持たぬまま、ブランコにぶら下がっていた。隣には、前作「君のいる町」の桐島春大と枝葉柚希の息子・大希がいた。

 三笠達が風夏の死を陸上の銀メダリスト・秋月大和の娘の悲劇という名の特ダネとして喜んでいるマスコミどもに憤りつつ、真剣に悲しむ様子が切実に描かれていた。

 秋月家の葬儀にすら行かず、帰宅した優はギターを見下ろしながら、無表情を装っていた。

 優はこの日、風夏の誕生日よりも先に、その命日を知ることとなった。そして、その現実に絶望する勇気すらなかった。


 そして、この日から伝説が始まった……。


 風夏が事故死したちょうどその時、優はその事実すら知る由もなく、彼女の代役で歌を歌うこととなったが、その熱狂ぶりがプロの目に留まった(2014年46号より)。


 まさかのメインヒロインの悲劇から、優はどう羽ばたくのか、気になるところだ。



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