「おたんこナース 2巻 カルテ13 子供好き?子供嫌い?」
そういえば、初期の作品にも子どもがきらいな女性が主人公のマンががあったなあ…
いや、佐々木倫子さんのマンガで、子どもが大好き!な女性が出てくるマンガって
あったっけ…。「Heaven?」のオーナーは子ども嫌いな気がするし。「チャンネルはそのまま!」
の雪丸さんは子供に好かれそうだが、子供好きというのとは違うもんなあ…。
似鳥ユキエは子どもが苦手です。でも実習生なので、選り好みは言えない。
よりによっていちばん手ごわそうな男の子の担当になってしまいました。
このことから気難しい子と思われていた崇くんと似鳥は仲良くなります。
しかし、小児科の患者と仲良くなるのは諸刃の刀だったのでした。
けっきょく似鳥さんは崇くんによりさびしい思いをさせてしまったことを
後悔します。
久しぶりに読み返した「おたんこナース」の平賀源内に、
もちろん、「大奥」の源内を重ねましたよ。
こちらの源内はじつは女性という設定です。逆転大奥ですからね。
でも歯切れのいい、かっこいいキャラクターで女でも男でもいいじゃないかと
思わせます。
竹とんぼも平賀源内だったとは知らなかったよ。
…で、こちらの「大奥」では謎の風土病(なのか?)赤面疱瘡によって
男と女の比率が崩れ、それを諸外国に知られたら攻められてしまう、
ということで鎖国状態にあるわけですが、
その鎖国状態の中で、なんとかして赤面疱瘡を封じる手立てを
みな考えています。源内はクマ牧場を提案し、みんなに、
はぁ?(゚Д゚≡゚Д゚)?という顔をされております。
ワクチン接種ということなんですが、早すぎた発想だったもよう。
さて、上のふたりの源内では語られていない源内のもうひとつの顔。
秋田県立近代美術館に行ったら、いろんな美術展のチラシにまじって、
これがありました。
わらび劇場については、秋田の友達がいいよ~と言っていたのですが、
私はいまだに行ったことがなくて…
作・作詞・演出は横内謙介さんです。
「アトムの伝言」を盛岡演劇鑑賞会で見ましたわ!今年!
そいでもって、お芝居が終わってからのロビー交流会で
お話も伺ったです。
こちらの「ミュージカル「げんない」はサブタイトルが直武を育てた男、となっています。
小田野直武、秋田蘭画の画家であります。
少し前から秋田蘭画っておもしろいなあ、少し暗い画面と写実的な
描写で、どこか幻想的で…と興味を持つようになっていたのですが、
平賀源内が関わっていたことは今年の夏に、解説パネルで知って
あら!あの源内が!と「大奥」の源内のイメージで想像…。
あれやこれやで、平賀源内ってどんなひとだったんだろう、
と思うようになりまして。
「げんない」は2015年1月3日までやっているので、きっと見に行こうと思えば
行けるかと…この油断でいつもズッコケるんですけどね。