観心寺(かんしんじ)は、大阪府河内長野市にある高野山真言宗の寺院。

 

伝承では、大宝元年(701年)、役小角(役行者)が開創し、当初、雲心寺と称したとされる。その後、大同3年(808年)、空海がこの地を訪れ、北斗七星勧請したという。これにちなむ7つの「星塚」が現在も境内に残る(なお、北斗七星を祭る寺は日本では観心寺が唯一である)。

 

木造如意輪観音坐像は、観心寺の本尊で、金堂内陣の厨子内に安置される。

空海が自ら彫ったといわれるがそれは定かではないそうです。

秘仏で、毎年4月17・18日の2日間のみ開扉される。平安時代前期・9世紀の作。像高108.8cm。六臂(手が6本)の密教彫像。長らく秘仏であったため、保存がよく、表面の彩色や文様もよく残っている。

 

国宝指定名称は「木造」となっているが、乾漆技法が併用されてます。

 

観心寺は、楠木正成の菩提寺で、楠木正成、そして南朝ゆかりの寺としても有名なんですってね。

 

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