キン
コン
カン
ダダダダダッ
ザッサーーーーーーッ
ワーーーーーーーーーッγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
♪ジャーン ジャガジャガ タターン
♪チャンラーチャンチャッララ~
というわけで、アニメ巨人の星(昭和43年~昭和46年)の
オープニングですけどね
なんと今から50年前のアニメwww
今年のオフ企画はこれで行く事に決定しました
今回はそのオープニングの紹介ですが、巨人の星の
オープニングというと有名なアレですわ(^▽^;)
「重いコンダラ」伝説www
重いコンダラ伝説とは何かと言いますと、言いますと
だいたい1980年代くらいに広まった噂
『巨人の星のアニメのオープニングで、♪おもいこんだ~ら
という歌詞の部分で主人公星飛雄馬が
グラウンド整備用の巨大ローラーを引いてるのを見た多くの人が
あのローラーの名称を"コンダラ"と思い込んでしまった』
というもの
※これ正式名称は「 整地用手動式ローラー」というらしい
では、巨人の星のオープニングで飛雄馬は本当に
「重いコンダラ」を引いているのか!?
まずタイトルの後の映像は、飛雄馬と父一徹が吹雪の中を
走ってる場面
おおっと!
いきなり「重いコンダラ」の部分はコンダラ登場せず(^o^;)
しかもしっかり漢字で「思いこんだら」と表示されてあり
「重い・・・」というのも完全にウソというのが判明
念のため、コンダラのシーンはあるのかも検証
♪しれん~のみ~ち~を~
の部分は一徹親父のノックのシーン
夜中に照明もなしにノックってかなりキツイと思うが、、、
♪どこん じょう~
の部分は、夕焼けの中うさぎ跳び
だいたいの人は、このシーンで飛雄馬がコンダラを引いていたと
思い違いをしてるのが多い
木の影から飛雄馬と一徹を見守る明子姉ちゃん(T▽T;)
この姉ちゃん、電柱の影というイメージが大きいが
オープニングでは木の影だ
って言うか、星親子の家は東京の下町のはずなのに
この前の雪山(?)みたいなとことか、この荒地みたいな場所は
もっと田舎な感じ
東京だとしたら奥多摩とかか?
尻
花形登場
なんか花形の首の位置怖いぞ、、、、
♪涙をふくな~
伴と飛雄馬の抱擁シーン
♪どんとゆ~け~
終了
コンダラ(まあローラー)は一切登場せず!
ついでにエンディングも検証した
エンディングも、主題歌の「ゆけゆけ飛雄馬」だ
コンダラの次に有名な一徹親父のちゃぶ台返しのシーンw
ただ本編でちゃぶ台ひっくり返すのはこの1度のみだ
花形
このあたりが「♪重いコンダラ~」の部分
エンディングは全て静止画である
全部で15枚の静止画
うむ・・・・
ないね・・・・コンダラ(笑)
今のアニメだと、主題歌歌ってる歌手名なんかも出るのだが
巨人の星は、作詞作曲家重視だったようで(苦笑)、主題歌の
タイトルすらなし
ちなみに「ゆけゆけ飛雄馬」を歌ってたのは
アンサンブル・ボッカという男性歌手グループである
声優の紹介
ガンダムのアムロ役で有名な飛雄馬やってた古谷徹さんは
この時中学生だったらしい
後に有名どころの声優さんの名前もチラホラ
仲村秀生さんというのは、あしたのジョーで力石徹の役や
宇宙戦艦ヤマトで島大介(初代)役などをやってた人だ
サザエさんで波平役(初代)の永井一郎さんの名前も
と、まあヲタク的な説明はどうでもいいのだが
やっぱりコンダラはなし
巨人の星のOP&EDは何度か映像チェンジしているが
OP&EDには、ローラーを引くシーンは全くなかった
「重いコンダラ」伝説はやはり完全な作り話だった
ではなんで「重いコンダラ」なんて話が出て来たか・・・・
俺の記憶では、最初にこの話したのは
この人だったと思う
昭和55年(1980年)頃、たけしのオールナイトニッポンで
松本竜助(故人)のバカさを示すエピソードとして
「あいつ巨人の星のOPで飛雄馬がローラみたいなの引いてて
おもいこんだ~らって歌詞流れてたから、あれずっとコンダラ
だって思い込んでたんだぜ(笑)」とか言ってたと思う
たけしがどこかからこのネタパクってきて、竜助の話にした
可能性もあるが、多分たけしが発端じゃないかと
これ以降テレビで山田邦子かなんかが、同じネタやってたのも
目撃したが、それ以外にもやってたやついたので
これが拡散したんだろうね
また「重いコンダラ」伝説を最初に否定したのは
デーモン閣下だったと思う
これも1980年代の半ば頃に、オールナイトニッポンで
「巨人の星のオープニング確認したが、重いコンダラのシーンは
ない!」と断言していた
さて、次回からオフ企画「巨人の星」の完全解説やりますが
このアニメはあまりに長いため、今回は「青雲編」のみになります