新そば食べて日本酒飲んで、ぷらぷら川崎大師の参道を歩く。

参道の両脇を固める飴屋から毎度のごとく声をかけられる。

せっかくだから飴を買おう。

 

サクサクポリポリした触感の有平糖。

これ、ポリポリ食べちゃうから危険なヤツ。

黒大豆と落花生と黒ゴマがあってどれも危険なヤツ。

今回は落花生を買う。

写真撮らなかったので参考資料

それと出来立ての温かいのど飴をいただいたので、梅のど飴も買う。

参道で飴を買うとなんだか縁起よさそうなので時々買う。

 

川崎大師は有名な割に土日もさほど混んでなく、平日はコロナ禍でも平気なくらい。

ここにはムギの散歩で週に一度は来ているので目新しいものはないんだけど、

こうやってのんびり一人で歩いてみるのもたまには良い。

 

ぶらぶらしてたら、だるま屋が目に付いた。

いつもあるだるま屋なんだけど、そういえば買ったことなかったな~とだるまを見る。

赤青黄色ピンクに金色とカラフルなだるまが並んでる。

だるまって縁起物だったな~。

ダンナのこともあるし、私自身も気になることあるし買ってみようかな~。

でも何がいいのかな?

なるほど。色に意味があるのか~。

 

あんなに蕎麦屋で携帯のカメラを喜んでいたのに写真撮らなかったのであせる

こんな感じ↓

こんなの見てたら球団カラーを思い出して、我がベイスターズカラーのブルー買おうかな?

なんて、色の意味とか無視し始めたころ、お店の方がすすすと寄ってきた。

 

何色がいいかなと思ってと話すと、色の説明をしていただき、赤に決めた。

魔除けの赤いだるま。ダルマ

 

一度お渡ししたけど、よく見ると顔が違うように見えるので、もっと選んでいいか聞くと

「どうぞ、どうぞ。お好きなだるまを選んでください。」との言葉にありがたく吟味する。

これだと決めただるまを渡すとき

「目ってどうやっていれるんですか?」とお聞きしたら、

待ってましたとばかりに、

「まずダルマ様は、鶴と亀。 つる、と、カメ。」

と、鶴と亀と言う度、だるまの眉毛と髭の部分をなぞる。

眉が鶴を、髭が亀を表しているそうで、

「願い事を思いながらまず左目を書き入れ、願いが叶ったらもう片方の目を入れてください。」

とのことだった。

 

お礼を言ってだるまを受け取る。

だるま買ったらなんだか嬉しくなった。

 

目の入れ方を聞いたとき、ちょっと待っててねとお店の奥に戻って

五円玉をくださった。

更に縁起が良くなりそう。

ありがとうございました。

石渡商店さん

 

そういえば、お店の方が三度も鶴と亀と言っていたので、

なんとなく縁起が良いことを言ってるのかな~とは思っていたけど、

結局鶴と亀が何のことかは聞かなかったので帰ってから調べてみたら、

 

眉が鶴、ひげが亀になっていて千年、万年長寿で幸福になるとの願いが込められています。

 

とのことらしい。

長寿で幸福、最高ですな。

 

仕事から帰ってきたダンナにダルマを買ったことを話と、「なぜ今?!」と聞かれ、

実は私もなんで今さら買ったか分からないけど、それがそういう事なんだよ~。

と何故かスピリチュアル的な言い方をした自分に笑いながら、だるまを渡す。

 

なんとなくだるまを横にしたら、ひゅっと起き上がったことにひどく感動したが、

「…だるまだから…。」 と冷静に言われた。

起き上がりこぼし。

なるほど…。

私も何度も起き上がるぞ!

 

願い事と一緒に目が入った我が家のだるまさん。

 

こんな私のこともお守りください。ダルマ