ハイ。

先月出た【宝石の国】の新刊・11巻でゴザイマス。

例の如く、とりとめの無い由無し感想をウダウダと書き連ねるものなりんすよ。

 

 

先日、届いてザッと読んだうめき(?)は書き殴った。

 

地上組対月組な表紙汗

確かに、ソレはあった。

でも配置されていたりで、戦闘態勢ではなかった。

シンシャはコレまで表紙にいても折り返し部分にいたのが、ようやく表舞台(?)に。

でも出たらフォスvs.シンシャかよあせる

 

フォス、外見はバケモノ、悪の権化みたいになっちゃった。

心は荒れ、ますます「にんげん」「人間」に近くなっているらしい。

そして更に人間を超えてもらうってさ。

 

フォスは、金剛が全力で祈れば、「人間に通じる三族全てが同時に消滅する」事は承知で、成功させようとしているのだろうか?

 

だからアメシストに、フォスは砂になった仲間(宝石)を「戻す必要はない」と言い放ったのだろうか?

このことはカンゴーム姫はエクメアから聞き知っているが、アメちゃん(84)は知らない筈。

 

それとも他の(自分以外の)宝石達への憎しみだけ?

仲間が壊れていくのを笑って見ていられるとは・・・手段と目的がすり替わってきてるぞ、フォス~。

ココロもカラダも壊れとるわ。

 

しかし、ルチルのパニキへの攻撃(第一回奇襲時)と、執着(月製の合成サファイア)は何だろう。

アホKには分からん。

 

エクメアが、フォスを「人間」にするために遠大(気の長い)計画を立てて辛抱強く実行していったとしたら、頓挫する機会が数回あったはず。

ウェリントコススとアレツアクスの反乱が失敗して皆月へ。
 

アメシスト2人と初めての「戦争」でアメシストと共に拉致。

 

アンタークと共に拉致。
 

パズルゲームとの戦闘時に3人串刺しにされそのまま一緒に月へ拉致。

 

フォスの頭部が月に持ち去られた時(6巻)
ここで
①頭部に接合する宝石が見つからない。長期休養所行き。
②ラピスラズリの頭部を接合したが、目覚めない
③カンゴームの頭部を接合したが、反応で失敗、もしくは接合したが目覚めない。
の可能性もあった。

ラピスラズリの頭部接合に成功しラピスラズリの知性、知識、知略、記憶力等を受け継ぐが。

もし頓挫したら、また次の計画をたてるんだろうな。

金剛が持っているフォスの片目(正確にはラピスの片目)を海に捨てようとしたのは何故?
そういえば、金剛も自分の欠片を海に捨てていた。
表皮にあたる装甲?は再生していたが・・・(GTMの装甲かい)
フォスの脚足、両腕も海の中。
「まだか」

「エクメア」

も、メチャ気になるんですけど・・・??
 

今回の和みどころはコンちゃんの「誕生日」だよね~。

その後の落差が酷いけど。

 

ボルツと相打ちとなったが、ボルツの鞭の損傷よりも内部(精神)崩壊した感があるダイアモンド。

 

アレキと学校に乗り込んだゴーシェにクラゲが乗っていたのが笑えるが、此の後の展開が殲滅モード。

アレキは赤アレキになる前に「敵(目標)」と認識したものに攻撃をする様ですね。

 

 

月世界での小ネタもあるが、セミ好きだな。

セミの地上仕様の涙が「いなかっぺ大将」上矢印

良い味だしてるよ、セミニヤニヤ上矢印

 

アレキも言っていたが、成仏していない「クズ」の集まりとはいえ・・・月人ってそんなに悪い奴らなのか?と思うようになっているK。

 

11巻ラストあたりで姫とのランデブーエクメアって少しゴツい感じに見えるんですけど~・・・気のせいかし??

 

11巻ラストで月の純度の高い水(氷になっている)が出てきたけど、特装版についていた「図説」の最後のページに「その他の生物」で流氷があった。

 

 

月世界からの「回答」をうまくまとめられなかった体となっているが・・・12巻以降のネタバレにつながるのかな。

その文字頁には多分フォス(正確にはラピス)の目玉。

そして視神経の束のような物が次頁にもつながっているのが気になる。


ほとんど文字になっていないが、「氷」を「生物」でとらえているなら月の高純度の水(氷)の中に命(魂)か何かが含まれて・・・いるとしたら、「高純度」とは何??

あまりにも身近すぎて認識がなかったが、水(融点・凝固点は0 ℃、沸点は100℃)は「氷(固形)」の状態だと鉱物として分類されるらしい。
ちなみに水銀は常温で唯一の液体金属で、 融点は-38.842 ℃、沸点は356.58 ℃、とのこと。

 

11巻終了現在、原型をとどめているのは、パパラチア兄貴(爆睡中)、ルチル、ユークレース、金剛に着いているシンシャとジェード。

 

対して、月残留組のカンゴーム、アメシスト(84)、ゴーシェナイト、イエローダイアモンド(療養中)。

・・・意味なく残すわけないよね。

 

はあ・・・しかし、この状態でまた待つのか・・・長いなあ~汗

どんな終わり方するんだろう~想像もつかないよ。

 

特装版の「図説」

箱カバーつき上製本なんて、なんだか幼少期に貰った世界名作全集みたいだ。

イラストのモノトーンの具合も懐かしい感じがする。

箱カバーの裏表紙側のアドビラビリスの落書きのような絵がカワイイ。

 

アドミラビリスの雌雄率=1,000:1には驚いた。

現在8体ほど生存ってな~絶滅寸前やん。

フォスが月に行ってからは、何代王が替わったのだろう。

ポスポピペロペロから更に名前が変化しているに違いない。

 

宝石が住む世界の環境が予想より過酷だったのが意外。

へえ~は事が多くて、「宝石の国」の世界観の補足には充分役立ちます。

設定資料をこの形式で出すのも面白いし、「図解」はとても楽しめました。

こちらも続刊希望。

 

あと、ずっと気になってるんですけど・・・コミック6巻の69頁

「祈り飽きた」はカンゴームの台詞・・・ですよね?

金剛かもと思ってるんだけど・・・どっち?