「タブロイド」ぶりの常盤さんと。

(→わたし、めちゃくちゃ嬉しそう)

 19歳であんな凄いドラマに参加できた当時の私は、ものすごいラッキーガールでした。10代で経験した全ての出来事があったからこそ、私は今でもこうやって仕事を続けていられるんだと思う。

 「それってパクリじゃないですか？」で久々に常盤さんとご一緒しているのだが、その瞳を見つめると涙が出そうになるのは何故だろう。あの感覚を言葉で説明するのは難しいんだけど、技術では決してコントロールできない心のどこかが動かされるというか。特にこれから放送になる7.8話は、私にとってそういう瞬間が多く幸せだった。

 長く仕事を続けていると、浮き沈みもあるし、心が折れそうになることも沢山あるけど、でも、こんなふうに心を動かされる瞬間に出会えると、あーやっぱり役者の仕事って面白いわぁ…って、懲りずに思ってしまうんだよな。

 ちなみに「それパク」のクランクイン前に、「舞妓さんちのまかないさん」を観ていたので、顔合わせで久々に常盤さんに会ったときは「…梓さんお母さん！」って心の中で叫んだ。しかも福地桃子ちゃんもいらっしゃるから、「つる駒さんまで…」とミーハー心が炸裂。「舞妓さん〜」は観終わってしまうので寂しくて、6話まで観たところで我慢している。4.5話とかボロ泣きだったなぁ。すーちゃんが大好きすぎて、お父さんとのくだりとか、舞妓見習いに昇格したことをキヨちゃんに走って報告しに行く場面とか、何度観ても泣いてしまう。どこかで自分が通り過ぎてきたような気持ちを重ねてしまう。