出入国手続きのこと | 東京ぷらぷら歩き

東京ぷらぷら歩き

2017年4月に北京から東京に帰国。今日も東京をぷらぷら歩いてます。

予想通りというか、1週間の休暇明けの今日は地獄を見ました。(休暇中も少し仕事していましたが。)

起きた時には胃腸炎が治りきらずまだ吐き気があったので、あぁ今日仕事は厳しいな…と思っていたのですが、朝から夕方までほぼ隙間なく会議が入っていたおかげで、自分の体調のことなど考える余裕もなく1日が終わりました。ありがたい。(?)
終業したのは22時。1週間休んだだけでこんな目に遭うとは…。

というか、別に私の参加が必須でもないような会議なのに、私が休暇中という理由で今日まで延期するのはどうなのか。ただの棚上げ根性ではないのか。
…と心の中で会議主催者にぷりぷり怒りをぶつけつつ。

今回の台北は3年ぶりの海外旅行でしたが、出入国時のプロセスがけっこう変わっていて驚いたのでその記録を。(2023年1月26日時点の情報)


今や顔認証ゲートを使うとスタンプも押されずあっという間に終わる日本の出入国審査ですが、久々の貴重な海外旅行なので(?)記念のためにスタンプを押してもらいました。(スタンプが必要な人は押してもらえる)

台湾は外国人は指紋登録が必要なため、たしか有人の審査窓口しかなかったような。
スタンプの台湾島がかわいい。これは3年前にはなかったはず。

出入国審査は以前と同じなのですが、コロナ対策については、台湾は前に書いた自己防疫7日間、だけなので実質的に入国制限なし。

日本はまだ割と厳しく、入国前にVisit Japan Webというサイトでワクチン接種(3回以上)の証明書、もしくは出国前72時間以内の陰性の検査証明書の登録が必要でした。私は厚労省のワクチン接種証明書アプリのスクショで登録。
その他に、搭乗予定の便名や連絡先なども登録要。
帰国便のチェックイン時にもワクチン接種証明書はチェックされました。

この青い画面が登録済の証明。登録未完了だと赤い画面。

で、日本に到着したら入国審査場に向かう途中でスタッフの方に登録済みの画面を見せたらピンク色の紙(内容的には、コロナ感染に気を付けてください程度のことしか書いていませんが、このピンクの紙をもらうのが重要)をもらい、その紙を持っていたら入国審査へ、という流れ。このチェックのために相当な人数のスタッフが待機していました。

この紙を持っていないと入国審査に向かう道すがら、登録済の画面を見せるように彼らから何度も何度も聞かれるので、彼らに見えるように紙を持っておくのが吉。(見えないところに持っていて何度も何度も聞かれた人)

そして、入国審査後に荷物をピックアップして税関申告なのですが、なんと税関も電子化されており。
上記のVisit Japan Webで事前に規制対象物や別送品がないことを申告する必要があり、税関前にある端末にQRコードをかざして電子手続きは終了。

最後に有人の税関のゲートでチェックを受けて終わり(といっても職員は少し離れたところにいるため、見たところスーツケースを開けてチェックされている人はおらず、ゲートを通るのみ)、というシステムに変わっていました。
しかし、今までは家族全員まとめて通してくれたのに電子ゲートでは1人ずつ通る必要があり、効率的なのかどうか微妙。

税関申告書に記入する手間がなくなって効率的ですが、そもそもスマホがないと手続きできないし、スマホがあってもこの一連の登録の手続きは全員がすぐにスムーズにできるものではないように思うので、戸惑う人も多いのでは。
サポートする体制が必須だなと。

Dxの波はここにもガンガン押し寄せてきているなぁと思った入国手続きでした。
しかしその割に、人海戦術でピンクの紙を持っているかどうかで登録済か確認するというマニュアルさがなんとも言えず…滑稽