毎度ご覧いただき有り難うございます。
今回は、北陸新幹線金沢開業(2015年3月)以前の信越本線・北陸本線のうち新潟県部分です。
まず信越本線(高崎-直江津-新潟)では、新幹線の開業にともない、段階的に以下のように経営形態に変化(第三セクター化・廃止)がありました。
高崎-横川(29.7Km) JR東日本・信越本線(変化なし)
横川-軽井沢(11.2Km) 1997年9月廃止・バス転換
軽井沢-篠ノ井(65.6Km) 1997年10月しなの鉄道・しなの鉄道線
篠ノ井-長野(9.3Km) JR東日本・信越本線(変化なし)
長野-妙高高原(37.3Km) 2015年3月しなの鉄道・北しなの線
妙高高原-直江津(37.7Km) 2015年3月えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン
直江津-新潟(136.3Km) JR東日本・信越本線(変化なし)
信越本線は、2度にわたる新幹線開業で原形をとどめることなく寸断されてしまいましたが、金沢開業直前の2015年2月から3月にかけての寒々しい天候下、妙高高原-直江津-柏崎あたりでの撮影です。なお、北陸本線の経営形態の変動については、シリーズ前作新幹線開業前夜②をご参照ください。
183・189系快速『妙高』、長野と直江津を結んでいましたが、新幹線開業とともに廃止。
485系特急『北越』、金沢と新潟を結んでいましたが、こちらも同時期に廃止。
普通列車はまだ115系の独壇場でした。
485系快速『くびき野』、信越本線・新井と新潟を結んでいましたが、こちらも廃止となりましたが、ほぼ同区間である上越妙高-新潟で新設された特急『しらゆき』に引き継がれました。
485系特急『北越』
北陸本線に移動して、富山県との県境あたり。
485系特急『北越』
651系(北越急行車)特急『はくたか』、こちらも廃止となりましたが、車両はJR西日本に転籍しました。
最後は、トワイライトエキスプレス、札幌行きの最終列車。
まさかのテツ渋滞にはまり、呼吸も落ち着かない中、レンズ交換も間に合わず、残念なお見送りとなってしまいました。
以上、ご覧いただき有難うございました。
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