ケサランパサランという生き物について
🦆先日の日曜日に電車を待っていたら、線路に何やら白いモノがフワフワと目の前を通り過ぎていったんだけど…。
…ああ!あれは昭和の都市伝説として一世を風靡した
ケサランパサラン
ぢゃあないかしら!なんてね。
…ある日突然、フワリとやって来て、これを捕まえて大事にすると幸せになれる、とかいって。
…桐の箱に入れて「おしろい」の粉を与えると大きく育つ、とかいって。
…当時、小学生だったアタシもヒジョ~に興味津々で。
…今では、不思議のフの字もなく、ただ
アメリカオニアザミ
の綿毛が飛んでるなあ、くらいにしか思わない。
…まあ、不思議な生物として騒がれた、今から50年ほど前には、この花があちこちに咲いていたワケじゃ無いし、あるいは、ガガイモという植物の綿毛も、これに良く似ていると言われているし。
…最近では、道端にズド~ン!と生えているので、こうして綿毛達がココを離れていく様は、当たり前のように見るから、なんか子どもの頃のワクワク感も無いし、それはそれで、ちと寂しい気もするな。
…現代の子ども達が、このハナシを聞いたら、どう思うんだろうね?
…なんて思いつつ、家に帰ったら、なんと!テラスにコイツが!
あっ!いた!
…まるで意志があるかのように、わずかな空気の流れに乗って、フワリフワリと逃げるように移動する様は、なんか愛らしいね。
…思わず「いた!」って叫んじゃったけど、綿毛だから「あった!」が正しいよね、それを「いた!」って思っちゃうんだから、やっぱ生きているのかも知れないなあ。
…それとも、本当に生物?わっはっはっは!
…ちなみに、ケサランパサランって、今では瓶入りでインテリア商品になっているみたいで、そっちにビックリ!だわ。
…笑っちゃうのは、「3匹入り」って謳ってるところ。
…まさか、本当に生きてる???
…週末です、御自愛下さい。