日テレの山本真純アナが、自ら命を、絶たれたそうですね・・・。


2月に、出産されたばかりで

5ヶ月の愛息がいらしたと聞きます。



なぜ、そんな小さな子どもを残して・・・


と、世間は言うかもしれないけれども、


何より大切なはずの子どものことにすら、頭が回らないのが

この、「うつ」という病気の症状なんだと思います。



・・・もしかしたら彼女にとっては、

一番解き放たれたいのが


「子ども」


だったのかも、しれないしね・・・。




「産後うつ」は、私の周りでも何人か患っているし、

当の私自身も、産後じゃないけど、産前にうつ一歩手前になりかけているので、


その思考のメカニズムのようなものは、

分からないでもありません。




きっと、頑張り屋で、完璧主義で、

何ごとにも、果敢に挑戦していくタイプの方だったのでしょうね・・・。



フジTVの長谷川アナが、


「いわゆるマジメ一辺倒ではなく、

遊びもきちんと知っている人だったのに、何故・・・」


みたいな、コメントをされていたけれど、

私の見解は少し違っていて、


仕事も遊びもバリバリこなすような、バイタイリティ溢れる人こそ

産後うつにかかりやすいと、思っています。


育児による停滞感が、

許せないんですよね。




子どもが生まれると、

自分の意志じゃ、どうにもならないこと、

それまでの常識を、覆されることの連続。


今まで、自他ともに認めるくらいに、

頑張って、道を切り開いてきたはずなのに、


どうにもままならない。


何故?

どうして?!



その、「どうにもままならない自分」を、

認めてあげることが出来ればいいんだけれど、


今まで頑張って築きあげてきた

「何事もこなせる自分」のイメージから、


自分が一番、脱却出来ないんです。




また、「うつ」は、「鬱」の状態より、むしろ「躁」の状態の方が

怖いと聞きます。


自殺などは、たいていこの「躁」の状態の時に

起こるそうなので、


一見好転した・・・と思われる時にも、

家族や周りの方は、注意が必要です。




とにかく、絶対に1人で悩まないこと。


苦しい、キツイと口にすること。

弱音を吐くことは、決して悪いことではないのです。


そして30分でも、それが無理なら10分でも、

コンビニに行くだけでもいいから、


家族に協力してもらって、

子どもから離れて、1人になれる時間をつくること。


もし、そんな弱音、誰にも吐けない・・・というのなら、

よければ、私に話を、お聞かせてくださいね。



最後に、山本真純アナのご冥福と、

遺されたご家族の幸せを、お祈り申し上げます。



蒲公英。 NPO フリースペース タンポポ  蒲公英。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村


↑ お手数ですが、今日も1クリックお願いします!








ペタしてね