さだまさしが現在展開中のコンサートツアー『孤悲』で使っている赤いギター。これはTHE ALFEEの高見沢俊彦さんから贈られたもの。

下のライブダイジェスト冒頭からその映像が見られる。

 

(さだまさしInstagram/2021年1月21日)

 

 

さだまさし New Album「孤悲」ライブ・ダイジェスト

 

さだまさしのツアー初日の写真でこのギターを持っていたのには驚いたが、昨年、2021年1月に自身のInstagramでこのギターのことを紹介している。ギターのボディ裏には高見沢さんがさだまさしにあてたサインが入っている。

 

 

↓写真クリックでInstagram動画にリンク。さだまさしの嬉しそうな様子が伝わってくる。
 

 

高見沢さんがこのギターをさだまさしに贈った経緯について、6月12日に放送された「ロックばん」で語っている。その内容についてはリブログしたmidnight moonさん記事の中に詳しい。

 

また5月28日放送の”生さだ”の中でもさだましが話していた。

 

「今回(のツアー)はいきなりエレキギター持ってますから驚かないでくださいね。え~、(THE ALFEEの)高見沢君にもらったエレキを弾いています。赤いカッコいいエレキです。こんな羽は付いてません(笑)。普通の地味なセミアコのエレキギターです」

 

このギターのヘッドには「VG」と入っている。愛知県にある「寺田楽器」製作のもの。ギター業界では質の高いギター製作で有名で、主に様々なブランドのギターのOEM製造を行っている。

OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略、日本語では「相手先ブランド製造」などと訳されるようである。

 

ここで言うと、TSK(テリー中本氏と坂崎幸之助さんコラボ)、Terry's Casual(テリーズテリー系列)、S.Yairi、エピフォンなどのギターブランドの製作を寺田楽器が請け負っている。

 

高見沢さん関連で言えば、以前「VG EAR-01 CUSTOM VOL.1 THE ALFEE TAKAMIZAWA MODEL」というギターが発売されている。さだまさしに贈ったギターのスペック詳細は分からないが、ボディデザインはほぼそのモデルを踏襲している