今週もスタートします!!
レクチャー解説(^^♪
ついに??1限目の解説も後編に入りました
本日はリヤのアッパーアームについてです!
リヤアッパーアームとは、キャンバー調整する際にクルクル回す
これのことです
この長さや角度を変更すると、走行中のキャンバー変化の仕方が変わります
アッパーアーム長とアッパーアーム角は上の図の通りです
今日は「アッパーアーム長」について話していきたいと思います
ではアッパーアーム長を話す前に
まずはキャンバー変化量について
通常、キャンバー角は、車体がバンプ・ロールした際に
角度が変化します
この変化量を「キャンバー変化量」と言います
ではアッパーアーム長を変えると、キャンバー変化量はどう変わるのか?
アッパーアーム長を変更するとこのような違いが出ます
走りの違いは以下の通りです
①アッパーアーム長が長い
キャンバー変化量が減り、初期の横グリップがマイルドに効きが、角度を付けて旋回する際は、横グリップが最後まで効き、懐の深い動きになる。
☆初心者の方など、スロットルのON・OFFが激しい方や、上級者で勢いよく振る方、ハイグリップ路面などに有効です!
自分のアスファルトマシンはトラクションが高く、自分の操作はかなりクイックに振り出すので、リヤアッパーアームは長めに設定しています
②アッパーアーム長が短い
キャンバー変化量が増え、初期の横グリップがすぐに効き、角度コントロールしやすいです。しかし、短すぎるとコーナー後半で、オーバーになりますので、気を付けて下さい。
☆スロットル操作が丁寧な方や、低グリップ路面で、とにかく横グリップを最初から稼ぎたい時に有効です。
自分のPタイルマシンは、とにかく、リヤグリップを早く回復させる事を重視しているので、アッパーアームは短くしています。
このように、アッパーアーム長は、スキル・走らせ方・路面により調整する必要があります。
明日は、リヤアッパーアーム角についてです