ターゲットに対しての訴求力。 いちばんわかりやすいのが視覚的要素なんです。 | 住宅系クライアントが95%のソーシャルマーケッター☆藤田和美のブログ 役立つ住宅の情報やSNSの使い方をアップ♬

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販促/伝え方×SNS。
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「人は考えるよりも先に感じて、自動的に選択肢を分類してる」。

これを意識するかしないかで、集客力に差がつく。

店舗でも、チラシや看板などのリアルの広告媒体でも、SNSでも全ての集客ツールに大切な視点。

ターゲットのことを情報収集し分析。

その上で深く考え想像する、その想像力が集客の鍵。

ビジネスシナリオコンサルタントのナイトこと藤田和美です。

 

最近、新しいクライアントの方が増えて、基本的なマーケティングの話をすることが増えました。

その中でも大切だと思うことを、過去記事をリライトしながらしばらく書くことにしたんです。

新しいクライアントさんへのラブレターかな(笑

 

前回は第1段「クリティカルヒットの出し方 「ターゲットを狭く絞る」ということ。」でした。

まず、ターゲットを絞ることの意味だったんですけど、

今日はその絞ったターゲットのHIT率を上げるための、デザインや色についてです。

 

 

人は考えるよりも先に感じて、自動的に選択肢を分類してるんです。

 もっとはっきり言うと、自分の興味から大きく外れるものは、
 目にも入らない、認識されないのが人
なんです。

 

例えば、日々通る道なのに「全然存在を認識していないお店」ってありませんか?

実は昨日、いつも車で通る道。よく信号で停まる交差点のところに、銭湯があるのに初めて気がつきました。

大きく「ゆ」と書かれた看板があるのに、なんで今まで気がつかなかったんだろう…。

なぜ気がついたかと言うと、暖簾です。

コロナで閉店してしまった、もしくはまだ閉店しているんだろうお店がたくさんあって、開いているお店にはのれんが、閉まってるお店には暖簾がかかってない。

「ゆ」と書かれた暖簾が目に入ってきた。

「えっ?こんなところに銭湯なんてあったんだ」って風に。
今までこの道を通っている時とは違う視点で通りを見ていて気がついた。

 

「興味がかわることで認識する」一例。

興味がかわることで認識する例としては、

・犬や猫を飼い始めて、家の近くやいつも買い物に行く道沿いにペットショップがあることに気づいた。

・ゴルフを始めて、ゴルフショップの看板があることに気づいた。

など、自分自身の趣味や生活の何かが変わって、興味の範囲が変わった。

 

ただマーケティング的には、相手が変わることを待つというよりは、「積極的に興味を引く」という方が正解です。

店舗で言うと、外観やウィンドウの中が全く変わらないお店は、いつの間にか景色の一部になってしまっている。

いつも使うお店なら別ですが、そうでなければあっても気にならない。

「気にならない=利用してもらえない」

 

なので、店舗ではいろんな方法で道ゆく人のアイキャッチをする工夫をするんです。

いろんなやり方があります。

 

お店のテントを張り替えたり、、季節商品や新商品のタペストリーやポスター・のぼりなどを新しくしてアイキャッチ。、

 

お店の前にプランターを並べて、パンジーがたくさん咲くようになってお水をあげたり世話していると、

「おはようございます。」とか「綺麗に咲いてますね。」とか、道ゆく人から話しかけられるようになって、来客が増えた喫茶店。

 

店頭にA看板を置いて、毎日書き換える。

ちょっとクスッと笑えるような言葉や、お天気・降水確率などの役立つ情報、スタッフの呟きなど。

毎日通勤でその看板を楽しみにしてくれる人が、Twitterに投稿してくれたりすることで認知度アップ↑した美容室。

 

お店のウィンドウに、メッセージを貼ってSNSで拡散された中野の飲食店。

 

そんなに経費をかけなくても、できることはきっとたくさんある。

 

 

では具体的にターゲティングされたデザインや色についてこちらの写真を見てください。

 

 

 

世界中ほとんどどこでも見るマクドナルド。
ここのターゲットは明確に分かれています。

 

黄色のMに赤が、マクドナルド。
「安くて美味しい」を、低年齢層・学生や、子供をもつファミリー層をターゲットに内外装、色の構成やキャラクター、全体の店舗イメージを創り上げています。

私も子どもたちが小さいころには
 「マクドナルドに行きたい!」子どもたちが喜ぶので、よく行きました。
でも、子どもたちがある程度の年齢になるとランチにも、ちょっと休憩にももう最近は行くことがなくなったお店です。

 

そんな大人たちをターゲットにしたのが、こちらマックカフェです。

 

 

店舗の素材イメージも色調も、落ち着いていて、
明らかに普通のマクドナルドよりもターゲットを「大人」に絞っています。

 

 

こちらはマックカフェの阿倍野Hoop店。

照明の感じなんかも、ちょっと入ってもいいかなって気にさせますよね。

もちろん外観だけではなく、内装も中のメニューも、価格帯も全てターゲットに合わせて設計し、企画していくんですけどね。
ターゲットに対しての訴求力。
いちばんわかりやすいのが視覚的要素
なんです。

 

でもそれだけでは不十分なんですよね。
ターゲティングするにはほかの要素もトータル的にしっかり考えることで、他のお店ではなくて、あなたのお店を選びたいと思わせることができるんです。
お客さまが、「なんとなく気になる」「なぜか足を運びたくなるお店」。

そんなお店にしてくださいねっ☆

 

 

 

■このブログを書いている人■

 ビジネスシナリオコンサルタント、ソーシャルマーケッターとして、多業種(小売店・飲食店・設備機械・印刷・美容・介護施設など)の会社や店舗で商品や販促の企画提案・求人など、コンサルタントとして活動。。

2018年12月からは、エル・アール・コンサルティング株式会社にも所属。住宅関係のコンサルティングやミラクルZEH塾や住宅FP塾などの講師、運営を手がけている。

 

2017年3月に大動脈解離で緊急手術、5か月の入院の後、1年かけてリハビリ、仕事に復帰。

2019年11月に再び緊急入院。再手術を受けて4回の手術のために自宅療養中。

でも療養中も、パソコンでできるお仕事、続行中で〜す。

 

 

NEKOUTA制作ソーシャルマーケッター&ビジネスシナリオコンサルタント 藤田和美

 

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