ひきつづき

 

  オクトパストラベラーⅡ 

 

 

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

ヒカリ編をクリアすると、アグネアとヒカリのクロスストーリー後編がプレイできます。

アグネア編はまだクリア前なのに解放されたのは意外。

ストーリー展開は明らかにヒカリ編クリア後の内容なので、ヒカリ編は最後までクリアが必須、アグネア編は4章(ちょうどク国のとなりの砂漠の町が舞台)クリアが条件でしょうか?

戦の勝利を祝うため、戦勝祭を催そうというベンケイ。

ヒカリは亡くなった者たちのことを思い、その申し出を却下しようとします。

しかし、アグネアの提案で鎮魂祭として開催することに。

アグネアが奉納の舞を戻ることとなり、演奏を行う琵琶の弾き手を探します。

街道の途中になる洞窟で、琵琶の音が聞こえるという情報を聞いて、赴きます。

……このふたり、なんだか恋人みたいですね。

歳も近い(ヒカリ21歳、アグネア18歳)し、お似合いでしょうか。

琵琶を弾いていたのは前編で演奏を聞かせてくれたヨミでした。

ヨミの姉……それは、かつてのヒカリの従者ツキ。

ク国王家の戦いに巻き込まれ、命を落としてしまったツキ。

ヒカリを怨むのは筋違いとわかっていても、姉の敵討ちとしてツキは勝負を挑みます。

その願いを聞き届け、勝負を受けるヒカリ。

もちろん、ヒカリの勝利です。

アグネアの説得もあり、鎮魂祭で琵琶を弾くことを承諾するヨミ。

こうして、ヨミの演奏によるアグネアの踊りは無事成功したのでした。

 

この章を終えると、オズバルドとパルテティのクロスストーリー後編がプレイできます。

このふたりの章はそれぞれのストーリーをクリアするだけではだめで、あとひとつなんらかの条件が必要なようですね。

天体望遠鏡の部品を提供した、天文学者レグルスを訪ねます。

レグルスは、金貸しに騙され望遠鏡を奪われていました。

ふたりは文字通り拳で悪徳金貸しを叩きのめします。

 

天体望遠鏡で見る光景に見とれるパルテティオとオズバルド。

しかし、本来ならこの時期に見えるはずのない星座が見えたことから、夜が長くなっていることがわかります。

果たして、それが意味するものは?

 

アグネア編5章。

大舞踏祭の行われるメリーヒルズの町へやってきます。

アグネアは、スター・ドルシネアが認めた踊り子として話題になっていました。

怪しげな男たちになぜか狙われますが、

ジゼル座

酒場のマスター・ギル

ライラ

 

旅で出会ってきた仲間たちが助けてくれます。

こういうの、ベタですけどいいですね。。。

 

暴漢を雇ってアグネアを襲わせていたのは、大劇場の支配人ラ・マーニでした。

アグネアに敗れた日、腹いせにノラ犬をイジメたら、犬たちに反撃されボロボロにされた。それもみんなアグネアのせい……というのがその理由。言いがかりもいいところです。

用心棒ベロニカが見事な腹パンチ一撃で沈めます。

そして、ドルシネアとの対決に。

ストーリー上は踊りでの対決ですが、ゲームシステム上、通常のバトルとなっています。

第一形態。テメノスがいるので、顔が隠れてしまった。。。

ドルシネアの踊りに圧倒され、観客もみなドルシネアを応援します。

しかし、ここでアグネアを応援する声が。

父が、そして妹のパーラや幼馴染のガス、故郷のみんなが応援に来てくれました。

そして、ジゼル座いギル、ライラたちの応援も加わります。

そして、二戦目。

ドルシネアは状態異常を駆使してくるボスですが、アグネアのサブジョブを薬師にして底力による全体化+健全化でシャットアウトできます。

そういう意味では、アグネアの相性が良いボスと言えるかもしれません。

ドルシネアは、アグネアの踊りのすばらしさに自らの負けを認めます。

アグネアを怨んでいたはずのラ・マーニすら魅了してしまいました。

こうして、アグネアはスタートしての階段を上り始めたのでした。

暗く重いストーリーの多い中で、パルテティオとこの娘のストーリーは本当に清涼剤でした。

パルテの方は、貧しくて過酷な時代を過ごすという苦さがありましたが、アグネアはそういったことがほとんどなく(唯一の悲劇の母の死もあくまで回想)終始明るさに満ちていました。

アグネア編だけだと物足りないですが、オムニバスの中の一編としては良い役割を果たしていたと思います。

 

つづきます