（尾鷲市末広町、国道42号倉ノ谷交差点」

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

『尾鷲ニュース』

 

●尾鷲ヒノキふれあいフェスタ

　11月2日、尾鷲市林業振興協議会主催の「尾鷲ヒノキふれあいフェスタ」が、瀬木山町のせぎやまホールであり、木の温かみや安らぎを感じてもらい、利用拡大につなげるのが目的として、木工品づくりの体験を中心に家族連れが楽しみ、木に親しんだ。

　2階テラスでの「親子木工体験教室」には、津市や伊勢市など市外も交えて事前申し込みの30組82人が参加し、午前と午後に分かれて尾鷲ヒノキの「縁台」を完成させた。

　寸法通りに裁断された板や角材を受け取り、脚部分からクギを打って組み立て、上板3枚を最後に取り付け、受付で「尾鷲ひのき」の焼き印を押してもらった。

　また、駐車場では、木工製品の作製体験や間伐材の丸太切り体験などがあり、親子でミニ椅子とスノコを作った。ロビーでは、日本の伝統技術を生かした組子コースターや松ぼっくりを使ったミニツリー造りなど体験コーナーも。

　小ホールでは、積み木や木のすべり台などで遊べるコーナー、まな板や尾鷲わっぱなどの木工品販売コーナー、さらにクップ体験や木質化した高町会館の見学会もあり、大いに賑わった。

 

●米田実さん～瑞宝中綬章

　11月3日、令和元年の秋の叙勲受章者が発表され、尾鷲市栄町出身の元関東農政局長・米田実さん（70）＝川崎市＝が、農林水産行政事務功労で瑞宝中授賞に輝いた。

　米田さんは尾鷲中学校から2年生時に三重大附属中学校に転校。東京教育大学（現筑波大学）附属駒場高校から京都大学法学部に進み、昭和48年4月農水省に入省。平成15年1月まで在職した。

　その後、同省所管の独立行政法人家畜産業振興事業団（現農畜産業振興機構）副理事長。17年10月に米問屋の老舗「神明」の顧問になり、28年9月の退任まで役員を務めた。また、平成21年から「東京おわせ会」の会長を務めた。