朝起きたら、芋虫になっていた。
かと思ったら、何もかもが川村ゆきえになっていた。
驚いた。
と同時に喜びがジワジワと溢れ始めた。
なぜなら、これからは、あの川村ゆきえの身体を独り占めにできるからだ。
3日後。
少しずつ悲しくなってきた。
大好きだった川村ゆきえの身体はさんざん調べ尽くしたものの、何か物足りない。
何か物足りないのだ。
推定Eカップとされる巨乳を右手で鷲掴みしたとき、私の脳裏に確信めいたものが浮かんだ。
「違う!
おれは、おれ自身が、川村ゆきえになることを望んでいたわけではない。
川村ゆきえという素晴らしい女性と顔を合わせ、話をし、『あなたとだったら一緒に寝てもいいわよ』と心を完全に開いてくれることを望んでいたのだ!!」
そう、私は、川村ゆきえになりたかったわけではない。
川村ゆきえの向かい側に座り、横に寄り添い、そしていずれは……というような関係性を、求めていたのだ。
明るく生こまい
佐藤嘉洋
※facebookのコメントに、「もし川村ゆきえになったら~という小説を書いてください」という要望にお応えしました。
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佐藤嘉洋が大会実行委員長を務める
2016.8.20「Krush.68~in Nagoya」情報
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