エジプト料理①肉料理

 

なかみ10日間くらいの、ハードな旅の中で食べたり目にしたエジプト料理。アラビア語もわからないし、エジプトは今回初めてなので、名前が不明なものもあるが分かる範囲で紹介。

 

 

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コフタ

中近東国の多くで目にする料理。いわゆる肉団子でトルコのキョフタとか他国でクフテとか似たような名前で呼ばれているものと同じだと思う。トマトソースで煮込んだコフタもあり。アエーシサンドの中身のチョイスの1品である。

 

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ギブダ

庶民的料理の代表的な料理で肝臓部の肉、レバー。大目の油で炒めてある事が多く、レバーの臭みもさほど気にならない。。これはプレートできて下にルッコラがもられている。エジプトではルッコラが肉料理の下にルッコラが使われてることが多いのかもしれない。こちらはルクソール駅のサイドに並ぶ庶民的レストランで食べた。アエーシ、ライス、トルシーがついて7£E(約140円)。

他に唐辛子やタマネギなどの野菜と一緒に炒めてあるギブダもよく見た。

ギブダもコフタ同様アエーシなどのパンにサンドして食べることが多い。


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モッホ

脳みそ。まったりとしてて美味。BSEなどを気にしてる脳みそは日本でなかなか食べれないので今回の旅行のうちに食べておきたくて「モッホおいてない?」って聞いてまわった。牛肉のモッホが多そうだった。メキシコでも脳みそ食べたけど美味しかった。

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ハルガダの臓物屋台。

画像をクリックしたらグロイ歯の部分まで見えるよ

 

臓物

 

エジプトでも臓物はよく食べられている。

店頭では部位ごとにぶら下げてある。見た目はぐろいし、くさみもあるので苦手な人もおおいかもしれない。画像の店では歯のついた肉がぶらさがっていたが、舌の部分だろう。日本人も焼肉屋でセンマイなど臓物部を生でいただくことがあるがそっちのほうが外国人にはびっくりかと思う。


羊の臓物&脳みそ&米入り腸詰のセット

臓物の肉は肝臓・腎臓・センマイ、脳みそをシンプルにゆでたもの。

アエーシ二枚と羊だしのスープ、酸味と辛味のきいたタレみたいなのがついてきた。

スープもアエーシもおかわりO.k.これで5£E(約100円)

プレートでなくアエーシに同量近くの肉を入れて、同様にスープやタレがついたのが3£E(約60円)とめちゃ安い。

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左::臓物&脳みそプレートのセット

右:アエーシサンドのセット

 

この臓物セットはカイロのイッサイイダ・アイシャ広場まわりにある屋台で食べれる。おそらく観光客なんてめったに食べに来ないだろう。羊の脳みそを食べたのは今回はじめてかも。

 

ところで日本では牛の脳みそ部分って廃棄してるのだろうか?スーパーや肉屋で売ってるのを見たことはないので疑問である。加工食品に混ぜてるのかな?


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スゴッ

ソーセージでミンチがつめられた腸詰のことを呼ぶようだ。左の肉の腸詰を「スゴッ」と呼ぶのは地元の人が言っていたから間違いない。右はスパイシーに味付けされた米を詰めた腸詰で屋台でよく見かけた。これもよくアエーシにサンドして食べられるようだ。これはスゴッと呼ぶのかどうかわからない、きっと他に料理名があると思うのだが・・・

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カバブ

これも中近東で定番の料理。肉の串刺しの炭火焼きで牛・羊・チキンから選べる。ルクソールの駅近くの屋台で注文するとアエーシやトルシー、タヒーナなどついて10£E(約200円)だった。私は羊肉のカバブを食べた。ビールがほしくなるが屋台では飲めないのでビールと一緒にいただくたべにお持ち帰りにした。

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ハマーム・マシュウィ

エジプトの名物料理のハト。ハトに米をつめた料理もあるが今回は売り切れてないと言われたので素焼きのハトのグリルを食べた。ガイドブックに載っていたカイロの「ダハーン」というレストランで食べた。有名というだけ合って地元のお客がけっこう多かった。

味はチキンに近く、小さいので骨がたくさんあり食べる部分が少ない。ジューシーに焼かれていた。市場でハト肉売ってるのを見てなかったのでただの珍品なのか、よく食べる料理なのか現地の若い女性に聞いたら普通に食べるわよと返答。

他にウサギやラクダも食べるわって言ってた。ウサギはヨーロッパなどでも幅広く一般的に食べられているのでサプライズはなし。ラクダ肉はガイドブックにも載ってなかったので聞くまで知らなかった。そういえばモロッコでもラクダ肉食べてたなぁ。ラクダ肉は硬いそうだ。


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モーザ

羊の足部の肉。中級以上のレストランでしか見かけなかったし値段もわりとエジプト物価から考えると30£E(600円)~と高価なほうだ。こちらも「ダハーン」にて食べた。画像の料理はMOZA WITH STAFFAと英訳されており、肉の下にライスとさらにその下にアエーシがしかれている。上にニンニクフライがふりかけられていた。

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カバーブ・ハーラ

羊肉のやわらか煮。炒めたタマネギたっぷりで煮込んでありソースに甘みがあって美味しかった。

ここの店はこの1品を注文すると他にアエーシ、ロズ(ライス)、サラダ、ピクルス、スープがついてた。これで8£E(約160円)。アエーシはてんこ盛りでもってきてくれたけど、おなかいっぱいででほとんど食べれなかった。アスワンの庶民的レストランで食べた。

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羊肉料理

ガイドブックや指差し会話の本にも料理名がなく名前不明。羊料理おいてるか聞いたら、あるというので注文したら出てきた1品。店の人に料理名をきいたらワラケ・ラッフマンと言っていたが正確にきけてるかわからない。羊肉を紙に包まれて蒸してあるようだった。スープやサラダ、ロズ、アエーシ、タヒーナがついてきて10£E(約200円)。

ルクソール駅のサイドに並ぶ庶民的レストランで食べた。