ボラのあらであら汁作ります🐟
↓お刺身の方はこちらに書いています。
ボラ独特の泥っぽい臭いが心配なので、マスキング効果を狙って味噌仕立てにします。
更にタマネギ、ゴボウ、ショウガをたっぷり使って徹底的に臭みを消していきます!
では早速作っていきましょう🐟
ボラのあらに塩をふって、20分程度置いて水分を引き出す。
熱湯をかけて周りを凝固させ、流水で洗い流す。
血合いやウロコなどは取り除く。
皮や肝は酒に漬けて臭みを取ってから、トースターかグリルで焼いておく。
だし昆布と水を入れた鍋にあらを入れる。
タマネギとゴボウ、キノコ類(椎茸や舞茸)を加える。
料理酒を適当にじゃばじゃばっと回し入れ、中火にかける。
酒などのアルコール類は、加熱されて揮発するときに臭みを取る効果があるそうです。
ひと煮立ちさせてアクを取ったら、根菜類(人参や大根)を加える。
刻み生姜と焼いておいた皮と肝も加える。
具材に火が通ってきたらその他の具材(白菜やえのき)を加える。
味噌(出来れば豆味噌)で味を調える。
刻み生姜を酒に漬けておき、鍋に酒ごと加えると香りがより強く出るのでオススメです!
完成!
それから、半分残してあった身の方をボラ雑炊にします🐟
ボラ雑炊というのは三重県北部〜愛知県南部の郷土料理らしいです!
買ったお店では値札のところにオススメの食べ方が書いてあるのですが、「お刺身」よりでかでかと「ぞうすい」とあったので気になって(笑)
雑炊と言っても雑炊ではなく(ややこしい)、炊き込みご飯のことみたいですね。
研いで浸水させたお米の上に、ボラの切り身を乗せて炊くだけ!
塩と酒も適当に加えておきましょう。
雑穀も入れちゃいます。
↓私流のご飯の炊き方はこちらに書いてます。
完成!
今回はご飯とボラを一緒に炊き込んで作りましたが、ボラを先に茹でておき、ゆで汁でご飯を炊いてから身をほぐして混ぜるという作り方もあるそうです
漁師さんが川で捕れたボラを使って作ったのが始まりとされ、お祭りや会合などの人が集まる行事で振る舞われているそうです。
新鮮なボラが手に入った時はぜひ試してみてください〜!