☆公式インスタグラム・HPで境内の無事を確認☆
場所・ 石川県羽咋市寺家町ク1−1
電話・ 0767−22−0602 HP・インスタあり
8時30分〜16時30分 受付
創建・ 741年以前
竣工・ 承応2年(1653)拝殿 天明7年(1787)本殿
天正12年(1584)神門 天明7年(1787)白山神社
永禄12年(1569)若宮神社
構造・ 木造 檜皮葺き
祭神・ 大国主命
社務所・ あり お守り・御祈祷・七五三・御朱印など
祭礼・ おいで祭 平国祭 3月18〜23日
毎月いろんな祭礼あり HP参照
最終訪問・ 2023.04 GW
*国・天然記念物(社叢)
*国・重要文化財(若宮社・白山神社・神門・拝殿・本殿)
能登半島の左岸の付け根にあるUFOが見えることで有名な羽咋市にある能登一之宮です
国幣大社とある社標
民俗学者の折口信夫さんによると「気多」とは「桁」で、海からくる神の陸地への足掛かりだといいます
広い境内 参道 空いてはいるんだけど
確かに祭神の大国主命が出雲平定後、海を越えて来臨した伝説が残っています
社務所・授与所
能登が越中に属していたころ、国守・大伴家持が参拝し、和歌を「万葉集」に遺したほど古くから大社の威容を備えていたそうです
北陸の一角にありながら、朝廷からの崇拝も篤かったそうです
これはやはり東北経営との関係が深いそうで、ここの近くの遺跡からは祭祀のための道具が出土し、ここが古代からの聖地だったことは間違いなさそうですね
日本海側には広く気多大社があり、古代における気多大社の神威の大きさが忍ばれますね
前田家の時代になると、前田利家と妻のまつさんも参拝に来られたそうです
やはり能登の寺社は前田家と関係が深いですね
大正4年には国幣大社に列せられました
拝殿
本殿背面、約3.3ヘクタールにも広がる禁足地は「入らずの杜」と称され、国の天然記念物
境内社 授与所
近年は縁結びのご利益を求め、若い女性の参拝者が多いそうです
境内社 本殿
残念ながらGWは子連れ客に大泣きされて、ずっと境内にいる間がPから帰るまでその一行と同じ時間で、その印象しかありません、、、
羽咋市のマンホール
ここは今回の令和6年能登半島地震の震源地に近い場所で、最大震度6強の志賀町とも隣の市でしたが、公式インスタグラム・HPを確認したところ、境内は大丈夫ですとのこと
在りし日の姿 2007年の地震より完全復活した貴重な3年間の間に行けた
やはりこれは神様の力か、こういう古い神社は安全な地盤の上に建てられているからなのか
輪島市の総持寺祖院はほぼ全壊してしまったそうです、、、
高齢化が激しい地域で10~20年かけた再建は難しいかも知れません
お守りを授与したら、大きく「気」と書かれた紙も
被災されている方、1秒でも早い復旧と亡くなられた方のご冥福をお祈りしております(思ったよりも甚大な被害と死者213人があまりにも多く悲痛な思いです)
神社・一之宮・古代好きの方にもおススメです♪
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