王貞治選手の体の使い方! | 裸足 教育効果 研究         松浦弘泰

裸足 教育効果 研究         松浦弘泰

「裸足」と聞いて昔ながらの裸足教育を思い起こすと思います。ここで述べる裸足は「古くて新しいもの」、裸足によって身につく 体の使い方を明らかにし、効果を検証します。


 
皆さん、年末はいかがお過ごしでしょう?
 
私ものんびり、テレビを見たり、本を読んだりしています。
 
今朝、テレビを見ていたら、SMAPの中居正広のフジテレビ「たまっち!特別番組」が放送され、ゲストに巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏、ソフトバンクの王貞治球団会長、巨人・高橋由伸監督、フリーアナウンサーの徳光和夫らが出演した番組が放映されていました。
 
その中で、王貞治選手のホームランシーンがあったんですが、それを見て・・・・。
 
ん!! 
 
っとなりました。
 
これって! 
 
また、例のごとく体の動きしか見ていなかったんですが・・・・・。
 
まあ、王選手の動画なんて、私が裸足をやるようになってから見たことがなかったので、改めて、裸足で身につく体の使い方という観点で、今朝、初めて見ました。
 
一本足で立つことから、フラミンゴ打法といわれ、膝を伸ばしたまま体重移動を行っていると思っていました。
 
ところが、膝・股関節を抜いて体重移動しているんです。

ヒッチといって、バットを振り始める瞬間、腕が一瞬下がります。
 
これは、タイミングをとるだけだと思っていましたが、この時に、左の膝・股関節を抜いて、体重移動をしています。
 
また、インパクトの瞬間は、右足を突っ張った感じにして、骨盤と背骨をうまく使ってボールに力を加えている感じです。
 
そして、この右足はインパクトの後すぐ、膝・股関節が抜かれています。
 
これは、以前にサッカーのキックの所でも書きましたが、ボールを打つときに体重をのせていってるのではないかと推測されます。
 
この、両足が着いてから体の使い方は、松井秀喜選手と同じような感じがします。
 
さらに、肩胛骨や腕には力感が無く、うまく脱力されている感じです。
 
この脱力は、何を意味するかというと、膝・股関節の抜きによる重心移動と胴体を中心とした動きでボールに大きな力を加えていることがわかります。
 
以下の動画 2分53秒あたりからがわかりやすい感じがします。
 https://youtu.be/Qc9yB9dfkL8
 
王選手は若い頃、バランスを崩すくせがあり、それを解消するのに、コーチの荒川博氏は一本足打法を勧めたということです。
 
さらに、王選手は心身統一合気道の藤平光一氏に師事し、体の使い方や精神集中法などを学んでいるということです。
 
やはり武道の体の使い方か・・・・。
 
裸足で身につく体の使い方に似ているのも納得できます!
 
一本足で、バランスを整えるには、集中力と膝・股関節の屈伸運動が必要です!
 
偉大な記録を残す選手というのは、それなりの体の使い方ができているんだなということが、改めて再確認できました。
 
野球をやっておられる方、裸足でケンケンをしながら素振りをしてみてはいかがでしょう?
 
なんか、スポーツを見るときに、人の体の動きばかり見てしまって・・・・・。ゲームそのものを楽しめなくなってしまっています!
 
 

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