ブラックベリー | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

この植物はちゃんと紹介してこなかったかもしれないので、ちょっとまとめてみます。




ブラックベリー
バラ科の落葉低木。アメリカ原産らしい。ウチの品種は不明。
低木と言ってもつる性で自立しません。毎年5月下旬から6月にかけて実をつけます。
とても丈夫で、1本植えるだけでちゃんと実ります。野生のベリーで実は大きくとっても美味しい。
ウチの庭では、この時期の楽しみの一つ。



園芸店で普通に売ってる高さ170cmくらいのオベリスクに、ぐるぐると誘引しています。
かなり適当に誘引してますが、ちゃんと実がなります。とってもお手軽。
かなり長く伸びますが、おさまりきれない枝はバシバシ切ります。誘引場所が増やせれば、もちろん収穫量も増えるけど、どうしようかな?



ウチでは、花が咲くのはゴールデンウィークの頃。今年は他の花は例年より早く咲いたりしましたが、ブラックベリーはあまり変わらなかった気がする。
純白で、意外と大きな花です。整った形の花で、私はとても好き。
バラ科の原種の花の中でも上位に入る美しさだと勝手に思っています。



ちょうどペレニアルフラックスが満開の時期に咲くので、毎年フラックスがブラックベリーの近くで咲くようにしています。どちらも好きな花。よくハチが飛んできます。
今年は暑すぎて、花が咲いている期間が短かった気がするのが残念。



これが5月21日の様子。花が終わって2週間もするとこんな感じ。
ブルーベリーのように、二株以上育てる必要はありません。とってもラク。



これが6月8日の様子。黒くなってるのが熟したもの。庭仕事の間に、いくつかつまんで食べたりしてます。すっぱくておいしい。
毎年だいたい1kgくらい収穫できます。だいたいジャムにしたりジュースにしたりしてます。種があるけど、私はあまり気になりません。ジュースにするときは、種は取りのぞくけど。



花が咲く前から、新しいシュートがどんどん伸びてきます。これに来年花が咲きます。
今年身をつけた枝は、収穫が終わったら株元からばっさり切ります。その空いたスペースに、今年伸びた新しいシュートをぐるぐる巻きつければOK。
品種によってはトゲがあるかも。ウチのブラックベリーにはほとんどトゲがないので、誘引は簡単です。

植え場所は日当たりが良いところ。
たくさん実をつける植物ですが、肥料はあげたことありません。肥料あげてこれ以上伸びても困るし。病気になったこともないです。
ウチではバーク堆肥マルチングをしているので、やっているといえばそれだけ。

誘引する場所さえあれば、かなり簡単に育てられる植物です。
ウチにはジューンベリーやブルーベリーもありますが、たぶん家族から一番人気なのはブラックベリー。とってもオススメ。

◯ブラックベリーの育て方まとめ
・とっても丈夫な植物。ぐんまの暑さ寒さは全然平気。
・年に一度の誘引と、伸びすぎた枝を切ることだけしておけば、あとは大体OK。
・意外と知られてないけど、花もキレイなのです
・収穫が終わったら、その枝をばっさり切ってしまいましょう


昨年から、ラズベリーのインディアンサマーも育てています。
こちらは地植えすると増えすぎて大変なことになるので、鉢植えで小さく育っています。



今年はちょこっと枝が増えました。まだ収穫量がちょびっと。
今は10号鉢ですが、もうちょっと大きくてもいいかな?