下鴨神社 矢取り神事 + 市田さん | 烏丸ママのブログ

下鴨神社 矢取り神事 + 市田さん

下鴨神社では

知らず知らずのうちに身についた罪けがれを祓う

夏越の神事が立秋の前夜に行われます。

それが昨日の8月6日でした。

ご祭神の玉依姫命が川を流れてきた矢を枕元に置いて寝ると

懐妊したことから、矢取神事が行われます。

御手洗池にご幣をつけた斎串を立てます。

まず井上社のお祓いが行われます。

この日の落ち具合で時間の経過がわかるでしょうか。

30分くらい経過

かがり火に火がつきました。

本殿でお祓いを終えた裸男たちがやってきます。

神職が修祓を行い、大祓詞が唱えられます。

託された人形が池に流されると、

一斉に裸男たちが池に飛び込み、矢を奪い合います。

水しぶきが立ち、人形が舞います。

ほんの一瞬のことです。

 

矢は無病息災、除災招福などのご利益があるとされ、

矢を得た裸男は福を得たことになります。

 

神事が終わってしずかになった御手洗池には

たくさんの人形が浮いています。

 

帰りには半月が楼門の上に上がっていました。

 

 
動画でごらんください。

 

前はこんなに人は多くなかったのですが、

下鴨神社の行事はいつも人が多くなってます。

待ち時間が1時間半くらいで矢取神事自体は1分くらい。

初めて来た人はえ???って感じじゃないのかな。

昔の投稿

 

 

今日訃報を読みました。

 

 

服飾研究家で和装師の市田ひろみさんが亡くなられました。

サントリーのCMで一躍有名になられました。

私の勘違いでなければ

誰かCMにふさわしい40代の人を紹介してくれと言われたテレビ局勤務のKさんが、

もっと年は、いってるけど 

と、紹介されたのが市田さんでした。 

そのKさんも10日ほど前に亡くなられています。


市田さんは京都ホテルのそばにある市田美容室の経営者で

西陣織工業組合の主催する着付け教室の校長先生でした。

私は結婚して間もないころ、西陣織会館横にあるその着付け教室に通い、座学もあり

ほんの2コマほどですが、市田先生から服飾の歴史やコーデを学びました。

世界を回って、民族衣装を集め、

その一部のコレクションもエピソードとともに見せていただきました。



ご冥福をお祈りします。