見た目はシマウマなのにキリンの仲間!?<森の貴婦人>オカピの生態 | 氷クレーのゲームブログ

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こんにちはまるモフです。


今回は、10月18日は<世界オカピの日>という事で、<オカピ>の記事になります。

世界3大珍獣<コビトカバ>、<パンダ>に並ぶ1種で、
<森の貴婦人>と呼ばれることで有名ですね。

キリンの原型であるともいわれるオカピは絶滅が危惧されている種の一つですが
、どんな動物なのか、生態などを見ていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

  分類



Okapi. @ 動物完全大百科
哺乳綱クジラ偶蹄目キリン科オカピ属

 

まずのこの動物ですが、<ウマ科>ではなく、<キリン科(キリンの仲間)>です。

シマウマとキリンが合体したような見た目ですが、オカピは1属1種の動物です。
外観から一目でみるなら、キリンと同じ2つに分かれた蹄をしている部分だと思います。



○クジラ偶蹄目(鯨偶蹄類、鯨偶蹄上目)の動物

オカピが属するクジラ偶蹄目は、元々クジラ、イルカなどが属する<クジラ目>、
バイソンやアフリカスイギュウなどのウシなどが属する<ウシ目>に分かれていましたが、
現在は、遺伝子学の研究では同じ祖先にあたり、分類上クジラもウシも<クジラ偶蹄目>という目に属しています。

そのクジラ偶蹄目をさらに分類すると、アラビアオリックスやトムソンガゼル、インパラなどの陸棲を中心とした<反芻亜目>

シロナガスクジラ、マイルカ、バンドウイルカ、などの水棲を中心とした、鯨河馬形類(くじらかばけいるい)に分類されています。カバも同じ類に属するという事から、クジラに近縁の動物であることがわかります。

 

 

  生息状況





○生息地
アフリカ
コンゴ共和国、中部~北部東部の熱雨帯林


基本的には単独か親子で生息していることが多いです。

○生息状況



EN:絶滅危惧種

主な絶滅要因としては、開発による生息地の破壊、食用などの狩猟により激減しました。

絶滅危惧種に指定され、
世界中の動物園で域外保護活動が行われているのですが、現地では武装勢力の存在や違法行為などで
域内保全活動が妨げられています。

同じアフリカの<ウガンダ>でも生息していましたが現在は絶滅しました。

 

 

  食性

 



主にキリンと同じ木の葉などを食べる植物性です。

長い舌で枝にある葉を巻き取って食べる様子が伺えますが、とてもキリンと
よく似ていることがわかりますね。

 

 

  形態




【オカピ|動物図鑑】特徴と生態 | 動物生き物サイト

頭胴長:1.9~2.5m、
肩高:1.5~2m
体重:200~300kg
毛色:黒褐色~茶色

 



大きさはシマウマと同等の大きさで、体格はメスのほうが大きく体重も大きいです。

視力が発達し、大きく幅広い耳を持つので聴覚が非常に鋭いです。
視界が悪い密林のなかではほとんど聴覚に頼っています。

オカピの大きな特徴ですが、お尻と前後の足に<シマウマ>のような横縞
などが見えるのが特徴です。
この模様のおかげで住処とする熱帯林の景色に上手くカモフラージュされ
捕食者の<ヒョウ>から狙われにくくなるのと、同種間を見分ける効果があると
言われています。

そのほかに、爪が2つに分かれていること(クジラ偶蹄目)、2本の角(オスのみ)
があること、耳の形、
青白い長い舌を持っていることがあげられます。



オカピの長い舌は約50cm で、
キリンと同じくとても柔軟性があり、顔の汚れを取ったり、毛づくろい
耳掃除なども行うことができます。




○オカピの祖先

パレオトラグス(Palaeotragus)・川崎悟司イラスト集
オカピの祖先はキリンと同じ分岐元である約1000万年前に生息していた<パレオトラグス>から
分かれました。

地球の環境変化により、草原で生息する首の長い<キリン>
森林に生息する<オカピ>という2つの種に分かれました。
オカピはその分岐元<パレオトラグス>からほとんど姿形変えることなく
現存しているので、<生きた化石>ともいわれています。

 

 

  習性能力など

ドイツ・ケルンの動物園で、木…:愛嬌たっぷり、癒やしの動物ワールド 写真特集:時事ドットコム

オカピの習性ですが、警戒心が非常に強いので、細かい生態などがあまりわかっていません。

ヒョウ-動物写真の壁紙プレビュー | 10wallpaper.com
群れを作らず、基本単独か親子ペアで活動し、夜行性で、
聴覚や視覚に優れており、糞も同じ場所にするなど、天敵(ヒョウ)に襲われないよう
な行動の徹底さが伺えます。



オカピは縄張り意識が強く、同種間のなわばりが重なるのを防ぐため、蹄に<臭腺>が存在し、
歩くことで、匂いを残し主張します。
ただこの臭腺は、嗅覚が鋭い野生動物にとっては感知できる匂いであり、
天敵にも襲われるという弱点があるようです。

 

 

  動物園・施設

オカピは日本の限られた動物園で見ることができます。

絶滅危惧種なので、繁殖(ブリーディングトレード)の関係上、
他の動物園へ移動する可能性が高いです。


・上野恩賜動物園(東京)
・金沢動物園(石川)
・横浜市動物園<ズーラシア>(神奈川)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



○前回の記事

 

 



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