どんでん返し
「どんでん返し」・・・ストーリーを大きく覆すような時によく用いられる言葉。辞書には「物事が一気に正反対に変わること。一気に逆転すること。*三省堂「大辞林 第二版」より」とある。
じゃあ一体「どんでん返し」の語源は何か?
どうもこれは歌舞伎用語だそうだ。
元々は「強盗返・龕灯返(がんどうがえし)」という。これは歌舞伎で用いる舞台用語で場面転換の方法である「居所変(居所替, いどころがわり)」の1つ、若しくは強盗返を用いた仕掛け。一般的には短時間で行う場面転換で用いられる。*Wikipedia
って何じゃ?
遡ると・・・「強盗返の語源は携帯型の照明器具である強盗提灯(がんどうちょうちん)の仕組みに由来する。*Wikipedia」とある。
そして「強盗(がんどう)若しくは龕灯(がんどう)と呼ぶ携帯型の照明器具の仕組みは不燃性の材料を用い、一般的には銅版やブリキ板等の金属板を丸めた円筒台形の筐体を持ち、筐体の中には蝋燭立てと反射鏡が入っている。蝋燭立ては筐体内で倒れないように常に自立可能なジャイロスコープと同様の仕組みをもつ自在に回転する留め金で固定されており、光が単一方向にのみ照射する。強盗返の名は強盗提灯が自由に回転する様に由来する。」
って・・・もっと何じゃ?
ほぉほぉ・・・時代劇で何度か見たことあるなぁ・・・
そもそもこれが起源であり、その後「歌舞伎の展開」の仕掛けになったのか・・・
で・・・その「舞台装置イメージ」がこれ!
なんとまぁ大掛かりな仕掛けw
へぇ~・・・これが「どんでん返し」の語源なのね^^