YMT-05 ヒルドルブ
この機体が登場したのは、
OVA『 機動戦士ガンダム MS IGLOO 一年戦争秘録』。
フルCGの、超リアルなガンダム作品です(^-^)!
一年戦争時、
ジオン公国軍 第603技術試験隊の
オリヴァー・マイ技術中尉の眼を通して、
歴史の闇に消えていった
ジオン軍の試作機・実験機とその試験に関わり翻弄された人々を描く作品。
各話、泣けます!
この、ヒルドルブは、
MS IGLOO 第2話 『遠吠えは落日に染まった』に登場!
ジオン軍が、地球制圧のために提案した、戦車にモビルスーツの特性を追加した
「モビルタンク」。
しかし、様々な問題点が見つかり、マゼラアタックの数倍のコストなどから
モビルタンク計画自体が破棄されます……
試作されたヒルドルブが、第603技術試験隊に回され……
再評価試験の名目で実戦投入され、
「試験終了後は回収せず、そのまま現地配備」という指令があり、事実上の廃棄処分と受け取られていました……
ヒルドルブのパイロットに選ばれたのは、
戦車乗りのソンネン少佐。
モビルスーツのパイロットは肌に合わず、
戦車乗りから脱却できず、自堕落な生活を送っていた歴戦パイロット。
ソンネン少佐は、
「ヒルドルブの開発中止は間違いだった」事を証明するために、
61式戦車2台と、連邦軍によって鹵獲され運用中だった陸戦型ザク6機を相手に、ヒルドルブ一機で戦いを挑みます!
その機動力と重装甲を駆使した戦法で次々とザクを撃破してゆくヒルドルブ!
しかし!
小破状態で放置していたザク隊長機の接近を許し、
コクピットにマシンガンを接射されてしまいます!
その後コムサイを攻撃しようとした隊長機を背後からの一撃で撃破しましたが、
既に重傷を負ったソンネン少佐は直後に死亡……
結果的に相討ちとなりました……
最終的にヒルドルブは
ソンネン少佐の、戦車乗りとしての技量も手伝って、驚異的な戦果を上げたのでした。
……
写真のキットは、
EXモデルの1/144ヒルドルブ。
まるでスケールモデルのような、
素晴らしいディテールの入ったプラモデルです!
1/144の兵士たち、よく見るとパイロットのソンネン少佐までついていて、素晴らしい内容のキット!
7300円と、かなりお高いキットですが、値段に見合った、最高の出来のキットだとおもいます(^-^)