バラ科の落葉低木で、大島桜を母体とした里桜で、人の手によって作られた園芸品種の「鬱金桜(ウコンザクラ)」
花びらが淡い黄緑色で、生姜科のウコンの根で染めた色に似ていることから「ウコン」の名が付いた。
蕾は紅色で、花が咲くと黄緑色になる。散る間際になると花びらの中心部分が紅色に変わる。
いわば、桜の花の「咲き始め」と「咲き中」「咲き終わり」の三段階で色の変化が楽める。
花は、枝から長い花茎を伸ばし、淡黄緑色の八重咲きで4cmほどの大輪の花を咲かせることから、幸せを呼ぶ桜とも言われ、別名:美人桜と言われている。
花びらは、一つの花冠に、15枚~20枚程度の薄い花びらを付ける。
ちょうさんの「''なるほどね''」知って得する豆知識
(Trivia to know and gain)
春に桜の花が咲く頃の、穏やかで暖かな気候を「小春日和(こはるびより)」と表現したいところだが、
小春日和は、秋の終わりから冬の始掛けての、穏やかで暖かな気候を指す言葉ある。
ちなみに、俳句では「小春日和」は冬の季語で詠まれる。