鬱金桜(ウコンザクラ) | ちょうさんの花のブログ

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主に関東地方で咲く山野草を掲載しています お花の好きな方は 是非お立ち寄りください

  バラ科の落葉低木で、大島桜を母体とした里桜で、人の手によって作られた園芸品種の「鬱金桜(ウコンザクラ)」




花びらが淡い黄緑色で、生姜科のウコンの根で染めた色に似ていることから「ウコン」の名が付いた。




蕾は紅色で、花が咲くと黄緑色になる。散る間際になると花びらの中心部分が紅色に変わる。




いわば、桜の花の「咲き始め」と「咲き中」「咲き終わり」の三段階で色の変化が楽める。




花は、枝から長い花茎を伸ばし、淡黄緑色の八重咲きで4cmほどの大輪の花を咲かせることから、幸せを呼ぶ桜とも言われ、別名:美人桜と言われている。




関東地方では、花は4月上旬から下旬にかけて花を咲かせる。




花びらは、一つの花冠に、15枚~20枚程度の薄い花びらを付ける。




         ちょうさんの「''なるほどね''」知って得する豆知識 
                              (Trivia to know and gain)   


春に桜の花が咲く頃の、穏やかで暖かな気候を「小春日和(こはるびより)」と表現したいところだが、


小春日和は、秋の終わりから冬の始掛けての、穏やかで暖かな気候を指す言葉ある。


ちなみに、俳句では「小春日和」は冬の季語で詠まれる。