資料から見る舟木一夫 昭和39年 ① | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

駄菓子屋で売られたブロマイド

 

 

資料から舟木一夫を振り返る

1964年 1月

1964年1月。前年の6月5日「高校三年生」でデビューし、一躍人気者となりスター歌手の仲間入りをした舟木さん。レコード大賞新人賞を受賞し、大晦日のNHK紅白歌合戦に初出場。19歳になっての正月を迎えた。元旦もテレビ出演が多い。

 

明星平凡共に3月号の広告だが、これは1月の発売。すでに1月新春号は、前年の11月には発売されている。どちらも舟木一夫・三田明二人の初対談をメインに広告している。

この対談、吉永小百合・高橋英樹の二人のグラビア、林与一などの魅力は、以前に載せているので見て欲しい。

 

この数年、日本の映画産業は斜陽と言う言葉が飛び交うようになった。映画産業は、まだまだ華やかに感じていたが、それはさすらいの歳では、まだそれ程映画を見る事が少なく、それ以前の映画ブームを知らないから感じなかった事で、テレビが台頭し、娯楽としての映画が、テレビに取って変わろうとしていた頃でもある。

 

記事を載せています ↑

 

 

60年前のテレビの番組は、現在のように、お笑い芸人が何処の番組でも活躍する事など無く、各局ともに、正月らしい番組を組み込んでいるのが判る。長時間の生放送を主体としている現在と違い、ビデオ録画も少なく、苦労して番組を作っている事が判る。