■法政大学・多摩キャンパス(私立・東京都町田市相原町)

梅光学院大学クロスライトで名をはせた小堀哲夫が、大規模リノベーションを手掛けるのだろうか?

 

現在、将来像を検討中のキャンパスだ。

 

1980年代半ばに一体開発されたキャンパスで、モダンデザインの境界を数多く手がけ、桜美林大学国際学部棟なども設計した、多摩美教授の田淵諭の手になるらしい。

 

たぶん?

 

でまあ、JR西八王子駅からバスに揺られて山中へ。

 

自然豊かなキャンパスだ。

 

シンボルとなっているのが、長さ109メートルの「法政Vブリッジ」。

 

 

見ての通りV字型(に見えなくもないの)だ。

 

 

完成は遅く、1997年。それまで学生は、奥にあるもう一つの橋を使っていた。

 

 

V字橋の東側は、社会学部系の校舎群。

 

 

 

いかにもこの年代、という校舎が並ぶ。

 

 

自然も豊かだ。

 

 

 

V橋の向こうは経済学部棟。

 

 

こちらは、さらに山の中感がある。

 

 

敷地面積は81万平米と広大だが、人間の居住区域はそれほどでもない。

 

 

 

フィトンチッドが健康に良さそうだ。

 

 

 

  交通メモ

 

法政大学(多摩キャンパス)

 

住所: 東京都町田市相原町

 

メモ: 新宿駅から中央線で50分。日八王子駅へ。バスで20分ちょい。山の中、と書いたが、二つの宅地エリアを遮る山の中にあるので、人里離れた、というほどではない。帰りは3キロほど歩いて拓殖大の八王子キャンパスに寄ってみるのもいいし、高尾山まで行ってロープウェイを往復してみるのもなかなか乙だ。