図書館をウロウロしてたら
久しぶりに

【動物のお医者さん】

を見つけたので
全巻借りて読みました。

姉の部屋にあったのを
小学生のころ読んでたなあ

花とゆめの読者アンケートを送って
チョビのぬいぐるみ貰ったなぁ

懐かしい気持ちで読みすすめたら

小学生の時は難しくて
意味のわからなかったギャグも
今なら笑えて(30年越しのタイムラグ)

新鮮。

中でも
大人(と言われる年齢の)
の女性になってから読むと
そのすごさに驚く

【菱沼聖子】

当時はトロいトロい
とバカにされてた聖子のことを
私もバカにしながら読んでたけど

菱沼聖子、ハイスペックじゃないか真顔

あの時代に
北海道(H)大学で
公衆衛生の遺伝子分野を研究してて
新種の菌を発見してて
英語で論文書いて海外の雑誌に送って
博士号をとろうとしてて

聖子すご。

聖子もすごいけど

トロさゆえ
(東京のラッシュについていけなくて)
就職できなくて

オーバードクターになった聖子に

『おまえは昔から
 なにをするにもゆっくりだった
 大学に人の2倍いたなら2倍
 3倍いたなら3倍長生きすればいい』

って言う両親の懐の深さ。

聖子の両親、素晴らしい笑い泣き

この時代の女の子の親なら
早く結婚しろ、とか、いうだろうに、、

この、【子どもを信じて待つ】
ってことのなんと難しいこと。

結局子育てに究極必要なのは
【子どもを信じて待つ】
それに尽きるような気がするー。

待つ、ってのは
見守る、とか、先回りしない、
っていうのをまとめて
待つ、って意味ね。

漫画も時を超えて読むと
感情移入するところが変わって新鮮。
そして新たな気づきも。

なんか
これだけ読んだら
【動物のお医者さん】が
真面目そうな漫画みたいに
なっちゃったけど

全体的には
バカバカしくて動物がひたすら可愛い
ギャグ漫画です。

30年たって
ハムテルと二階堂も
今や立派なベテラン獣医さんだろうな、、🐕