花  調  べ

 

ノラニンジン(野良人参)

ワイルドキャロット

 

 

ノラニンジン(野良人参、英名:Queen Anne's lace、学名:Daucus carota)は、セリ科ニンジン属英語版)の一年草二年草の場合もあり)であり、ヨーロッパ原産の帰化植物である[1][2][3]ワイルドキャロット(Wild Carrot)とも。

 

概要

田畑草原空地道端などに生育(自生)する[4]繁殖力が強いため、日本全土に分布する。花言葉は「幼い夢」[5]。草丈は30~100cmほどで、7月~9月に開花する。

 

名前の由来

野生化した「ニンジン」であることから[2]

 

形態

  •  - 紡錘形の直根
  •  - 直立し上部で分枝。白っぽい剛毛が生える。7〜9月頃に茎頂に複散形花序を形成する。
  •  - 2〜3回奇数羽状複葉。葉柄は長く、互生する。小葉は深く細く裂けていて、鋸歯を持つ。緑色。
  •  - 白い5弁花。花弁は舟形に丸まり、花序の外側の花弁がやや大きい。花序の基部にあるは糸状に細裂している。花が終わって果実ができると、花序は全体的に内側に丸くすぼまる。
  • 果実 - 長球形の2分果。に沿って長いがある。
大きさ
  • 高さ:50~150cm
  • 葉身長:10~16cm
  • 葉柄長:6~12cm
  • 花序径:15〜20cm
  • 花径:4〜5mm
  • 果長:0.5cm
原産地