”木下杢太郎記念館”の続編です。 それでは館内に入りましょう。
”木下杢太郎氏”は、伊東市出身の医学者であり、詩、文学、美術などの広い分野で優れた功績を残した人だそうです。
館内には、たくさんの資料が展示されていますね。
入館料は100円ですので、気軽に立ち寄れます。
私達が、彼を知ったのは、近くにある”松川遊歩道にレリーフ”が飾ったあったからなのです。
彼は東京帝国大学医科大学に入学。 文学者としても活躍し、与謝野晶子、北原白秋、石川啄木などと友好を深めたそうです。
この写真は”芥川龍之介”からの手書きの手紙です。
これは、書籍の装丁を彼が行ったものだそうです。 雑誌スバルにも参加、画家仲間と”パンの会”も結成、機関誌の”屋上庭園”も発刊したそうです。 とにかく、多彩な能力があった人なんですね。
展示物には、絵画や、掛け軸、陶器など多種多彩な展示物があります。
さらに、彼の本職は医師ですので本名”大田正雄”としての展示もありました。 特にハンセン病、皮膚腫瘍の研究は高く評価されているそうです。 まるで明治時代のスーパーマンですね!
その当時の顕微鏡も展示してありますよ。
”木下杢太郎記念館”は彼の生家でもありますので、展示会場には、
こんなものもありました。 お茶をここで入れたのかな?
その横の壁には、”階段箪笥”のようなものが、壁の裏側が階段になっているのかな?
展示会場の奥には、”木下杢太郎氏”の生家が残っていますので、そちらの紹介は明日へ!