ゴールド・ボーイ 映画レビューと興行収入予想 | メロの映画レビュー

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ストーリー:

実業家の婿養子である東昇は、ある目的のため、義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。それは完全犯罪のはずだったが、3人の少年少女がその現場を偶然にもカメラでとらえてしまう。それぞれ複雑な家庭環境や家族の問題を抱える少年たちは、東を脅迫して大金を手に入れようと画策するが……。

 

評価:5点満点中4点

 

感想:

想像以上に面白かった。

正直、予告映像から個人的にはあまりハマらないと思っていましたが、予想以上にハマった。

 

主犯格の少年が計算高く、徐々に闇堕ちしていく過程がクセになる。

視聴前は、3人の少年少女が大人にずっと脅される展開だったら嫌だなと思っていましたが、観てみると全然そんなことなかった。

逆に翻弄していた。

でも、子供だからかちょっと抜けがあるところも良い。

 

さらに、ヒロインが純粋な子だというところも面白い。

良くないことと思いつつ、大切な人のことを想って悪事に加担していくのが切ない。

親友の子がSASUKEの日置将司にちょっと似ていた。

 

岡田将生は今までは後輩キャラの印象が強かったのですが、兄貴分として少年たちを上手く引っ張って(?)いました。

悪役としての気味の悪さが際立っています。

完璧で計算高いのですが、徐々に少年たちにシナリオをかき乱されて崩れていく様が面白い。

 

この映画の面白いポイントは、殺人犯と少年の駆け引きが二転三転するというところ。

「こうなるだろう」という視聴者の展開を見事に裏切ってきます。

展開や警察の隠蔽体質などご都合主義が満載ではありますが、エンタメとして消化できればかなりハマります。

 

エンドロール後には続編があるんだかないんだか、よくわからん映像が流れます。

「サーチ2」のように、前作とキャストは一新されるだろうとは思っています。

 

 

 

 

 

興行収入予想:

初週の上映館数は215とまあまあ多い。

「興行収入を見守りたい!」サイトの上映館数が日によってバラバラで、全く当てにならない。

今週公開の映画は他に「マイホームヒーロー」「デューン 砂の惑星」「ドッグマン」など。

「ハイキュー」が1位に返り咲き、ファミリー向けの「仮面ライダー」「しまじろう」が上位に食い込むとみています。

「ゴールド・ボーイ」は個人的には面白かったのですが、あまり万人受けはしないと思います。

初登場圏外、最終興行は1.5億円と予想。

 

今年9本目の映画です。


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(C)2024「ゴールド・ボーイ」製作委員会

 

映画のもととなった原作小説です!