こちらの記事はときめきメモリアルに登場するキャラクターたちがどうして魅力的か「女性目線で」語ってゆくものです。

17歳の頃にプレイし始めて現在33歳の私、先日また軽率に卒業して入学したのできらめき高校193年生となったわけですが、キャラクター警察が絶滅した(であろう)今、独断と偏見で彼女たちの魅力を徒然なるままに語っていくゥウウッッ!!

 

 

さて、そんなわけで今回は「清川望」について考察していきます。

早速ですがひとこと言わせてください。

 

リアルが過ぎる!!!

そう、あまりにもリアルな「男勝り」。

 

まずこの清川さんは超高校級のスイマーで、入学初日に既に取材陣に囲まれるほどの能力の持ち主。

毎朝のメニューは欠かしたことがなく超人的な才能を持つ男勝りな女子です。

 

 

で、何がリアルかって、私は体育科がある高校に通っていて、そこの女子たちはほぼ全員170㎝超えでどの運動部も全国進出は当たり前で、「目指せ優勝」ではなく「目指せアジアユース排出」のレベル。

私は普通科で本来なら体育科とは交流を持たないはずだったのですが(授業カリキュラムがまず違うので滅多に合わない)、普通科ではありえないこの身長170㎝で彼女たちから親近感を持たれたらしく、科は違うものの体育科に友達が結構できてたんですね。

 

もうね…清川さんマジで体育科の子達にそっっっくり…(白目)

 

この体育科はとても厳しく、担任がまずリアルに竹刀を振り回して「耳にかかれば長髪・ベリーショート以外は禁止」「生理でも水泳を休むな」「部活動中の飲水禁止」「声出しが小さければグラウンド3週追加」などのブラック校則もびっくりな独特のルールが多々ありました。

授業は当然男女混合で、全員が相手に負けじとキビキビのサバサバ!

 

だけど、休憩時間に話をする彼女たちはまるで違う顔なんですよね。

 

私もまりやみたいに髪を伸ばしてみたい、私服で短いスカートを履いてみたい、流行りのあのお菓子をみんなで食べに行ってみたい、大きいサイズだけど可愛い靴ってどこで売ってる?そんなガールズトークで盛り上がったことをよく覚えています。

本当の彼女たちってこうなんですよね。

だけど、彼女たちが身を置く環境がそうあることを許さない。

 

話は逸れましたが、おそらく清川さんもそう。

彼女は周囲から男勝りと「言われる」だけであって、花が好きで雷が怖くて、元々女性らしい性格なんです。

だからこそ資料持ちのシーンですごく喜んでくれる…このシーンを見た時に、体育科の友人が「普段あたしらって女扱いされることがないんだよな」と言っていたことを痛烈に思い出しました…
 
 
そしてプレイ中に実は一度泣いてしまったことがあって。
このなんでもない動物園デートのシーン。
清川さんはまず可愛いんです、そもそも顔面偏差値激高です。
ただ彼女はそういう単純なことを言っているのではなくて「(女らしいことが似合う様に)可愛く生まれたかった」と言っているんですよね…
決して自分をブスだと卑下しているのではなく、周囲が下す自分のイメージは「カッコイイ」…そんな自分が「カワイイ」にはなれないという自覚を、清川さんは心の奥深くで感じている。
多分清川さん自身が無自覚だと思うのですが、この時彼女は間違いなく「傷付いている」…そんな気がしてなりません💦
 

 

そう、清川さんは誰よりも女の子らしい女の子。

恋をして女の子らしく変わろうとするけれど、主人公くんからの「見え方」を気にしてしまって照れた時は男言葉で自分を封印してしまうくらい繊細な女の子。

 

 

「女の子らしく」か「自分らしく」で揺れる、繊細な女の子…私にはそう見えます。

そもそも彼女、二次元によくいる様なボクっ娘や俺女では間違ってもないんですよ。

一人称は「あたし」だし、このくらいの口調は女子なら別に普通でそもそも男勝りですらありません。

 

 

本当に男勝りなのはこっちね!いや赤井さんは赤井さんで可愛いからね!!

みんなときメモ2もやろうぜ!!!

 

 

そして清川さんの告白は他のキャラクターとちょっと毛色が違います♥

思いが成就するかは二の次で、まず「本当の自分を伝えたい」…こんな普通のことさえも今までためらっていた、そしてこんなにもストレートな言葉で思いをごまかさずに伝える、本当に優しい女の子なんです。

 

 

しかも髪を伸ばしたver.のEDまであるからね!!!!!

 

 

清川さんはその名の通りの清らかな乙女心が最大の魅力…何でもズバッと言いそうな彼女が内に秘める本当の思い。

それこそが、彼女最大の魅力ですね!

さてさて、お次は誰を語ってみようかしら🎵