赤木圭一郎 | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

 

 

 

ウチのおふくろが生前、一番顔の綺麗なスター俳優で可哀そうにジェームス・ディーンとかと同じ感じで自動車事故で亡くなったのよねって言っていたのが赤木圭一郎である。

 

こないだアマプラにて彼の遺作といいますか、死後に撮影途中に事故死したのでその映画とドキュメンタリーを観たのですが、結構アマゾン・プライムのライナップに赤木圭一郎が主演の映画があがっていてつい観てしまうと言いますかね、このポスターなんかキムタクみたいなのっぺりした感じの顔ですが、似て非なるモノだろう。

 

生年月日 1939年5月8日
没年月日 1961年2月21日(21歳没)

 

戦前生まれで神奈川生まれの東京育ちで日本人離れの長身で仇名がトニー、クールガイ、和製ジェームス・ディーンなんて言われる人はそういないでしょう。

 

 
その遺作ドキュメンタリーは死後6年経ってからの1967年公開で街頭インタビューで当時の若い男女に赤木圭一郎のことを聞いているが、あぁ粋で格好良かったよね残念だなぁなんて声が聞こえていたから、やはり当時の日活のスター、マイトガイ小林旭、石原裕次郎、和田浩二なんかと並び人気がありダイアモンドラインとか第三の男って言われていたくらいですから相当。将来を嘱望されていたろうし僅か3年余りの活動期間に多くの主演作があり、なんというか他の三人と違う陰りのある色気、艶気のあるスターのように個人的には俺的には感じる。何本か昔CS放送で主演作を観ましたけれどなるほど当時の同世代の若者や映画好きが期待しただけあるなって格好良さは感じさせてくれます。
 
遺作も実はスキーでケガした石原裕次郎の代役だったそうで、この人は撮影所でゴーカートで猛スピードで壁かなんかに激突して即死に近い状態で死亡したそうだが、結構昔の俳優はこういう危険なことをしてスタントなしに撮影したりしていたろうなとは思える。
 
だいぶん時代が後になるが仮面ライダーの本郷猛(藤岡弘)もアレは撮影中でバイクで仮面も被って自分がやっていてマジもんの仮面ライダーだったんで大事故を起こし、一時期行方不明説が出たり他の映画と撮影クランクインしたがために揉めて復活した1号が吹き替えで変身前の本郷猛が出てこなかったりする回があるから、リアルに面白いんだよね。俺がウルトラ超人より仮面ライダー他等身大ヒーローを評価するのは其処なんだよな。
 
出たな!改造人間!ってお前もやろではなくて途中から出たな!怪人め!怪物め化け物め!って台詞が変わっていったことは此処ではあまり関係ないので又別の機会に語ります、なんせ赤木さんは格好いいねボクサー役も石原より嵌っていたしね。