図画工作 恐竜戦車 | 特撮好み

特撮好み

「ゴジラ」「ウルトラマン」などの特撮関連のフィギュア,イベント,観光の話題を書いてる他、ソフビ人形を改造しての図画工作もやっております。

更新ペースはその日々の状況によりますのでよろしくお願いいたします。


 中古で購入した恐竜戦車のソフビ人形を可動できる仕様にしてみた。

 ウルトラ怪獣シリーズのソフビ人形を可動フィギュアにする工作。
 今回は『ウルトラセブン』に登場した戦車怪獣恐竜戦車をチョイスして一様の完成にまで至ったのでまとめたいと思います。

 使用したのはウルトラ怪獣シリーズ 43 恐竜戦車
サイズが大きい800サイズのソフビ。
昭和のウルトラ怪獣ですが「ウルトラ怪獣シリーズ」としては発売は後発。
同じ型では「大怪獣タグ版」「二つ折りタグ版」の2種あり、今回のは「大怪獣タグ版」となります。
 ちなみに500シリーズでもソフビ化されております。『セブン』以降はほとんど映像作品に出てないのに…これだけでも人気の高さをうかがえる(大汗)

 改造はいつもの【ソフビを直接関節を仕込む】やり方。

 首から尻尾まで、脚がない事以外は概ね怪獣らしい分割仕様。
戦車部分は無可動。
パテは下アゴに使用。

 可動は「恐竜」だけ(爆)「戦車」は“プラモを用いて自走できる仕様”…を考えてなかった訳ではないものの、その手の技術には全く自信がなかったのでその点はオミットしております。
 関節は手首に球体ジョイント、ひじにボールジョイント、口,首,肩,腰,尻尾,戦車連結部分にダブルボールジョイントを使用。



 ちなみに画像の後に恐竜と戦車の連結部分の可動範囲を広げる為の追加工作を実施。

 最初は戦車後方部分を取り外して可動範囲を広げるつもりでしたが、どうも上手くいかなかったので断念。ダブルボールジョイントの繋げ方を変える方向で可動範囲を広げる事にしました。

 この追加工作の為、恐竜と戦車の連結部分が上の画像と見た目違っております。


 このままだとまだ見栄えが悪いので、仕上げの塗装を行い一様の完成。

 「恐竜」部分は全体的に「RLM66 ブラックグレー」。
 「戦車」部分の一部に「RLM75 グレーバイオレット」を薄めに塗装。
 口の中は「MSシャアレッド」「レッド(赤)」を1:1の割合の色。
 最後に仕上げで「Mr.スーパークリアー つや消し」。

 全て筆塗り。エアブラシは未使用です。

 画像によって色んなカラーがありどれも魅力的で思うとこありましたが、今回のところは元のソフビのカラーを際立せる方向で塗装。
シンプルかつ大雑把な印象ありますが、個人的には悪くない見た目にはなった気いたします。

 『ウルトラセブン』第28話「700キロを突っ走れ!」にて初登場した恐竜戦車。
新爆薬“スパイナー”を奪取する為にキル星人が用意したサイボーグ怪獣であり「恐竜」が「戦車」に乗っただけという超シンプルながらも心くすぐるデザインに強烈なインパクトを誇るウルトラ怪獣。
『セブン』以降は『大怪獣ラッシュ』のCGショートムービーぐらいでしか映像作品への出演はないものの、『大怪獣バトル』『怪獣バスターズ』などゲーム作品には多く出演,ソフビ人形以外にもウルトラエッグ,チキモンなどの玩具展開と、先に述べた“強烈なインパクト”から密かに高い人気を誇りしウルトラ怪獣である。
 真上と下から。
尻尾のボリュームのお陰で割と横長なウルトラ怪獣であった。
下側に関しては…戦車です(汗)

 造形は恐竜の脚部分の機械部分,戦車とウルトラ怪獣ソフビとしては後発なのでそこそこ良い感じ。ただ口の造りなどちょい微妙な造りはチラホラ。

 口の中はパテで舌を自作したものの、かなり荒い見栄えになってしまったのは反省点である。

 「恐竜」「戦車」単体でだとご覧な見栄え。
やはり合体しないとなんか寂しいな。
 恐竜と戦車の連結部分はご覧な感じ。
先に述べた通り可動範囲を広げる為に追加工作を行なっており四苦八苦した箇所である。

 可動はそこそこ。

各箇所関節部分が大変目立つのが大いに痛い点。特に口閉じてる際の頬辺りが大変歪になってしまった…
ただ分割の良さもあって尻尾などなめらかな見栄えの動きはできたかな。

 大きさは横ボリュームの関係上、ウルトラアーツよりウルトラアクトの方が丁度いい感じ。








 他色々…

 ウルトラアーツ,ウルトラアクトのセブンを乗せてみる。

やはり劇中対比からしてアクトが丁度いいサイズ感に思える。 

 それにしてもコレ劇中でもやってた事だが、やってみると意外と楽しそうw


恐竜戦車対セブン!


 造形に可動箇所の目立ちなど大いに課題が多い仕上がりになってしまいましたが、遊び甲斐ある出来にはなったとして、今回のところはここまでとしときます。