Man In The Mirror(SF)への想い
先週末、大阪に行ってまいりました♡
念願のあの場所にも立つことが出来ました～( ´艸｀)
初大阪ダンパ参戦
しかしアレですな。
空に近づくとMichaelに近づける気がして
離陸する機内で一人涙する怪しいオッサンと化してましたわ(-"-;A
大阪ではリアルでは初めてお愛する方と泣いたり笑ったり…飲んだり( ´艸｀)
ダンパ会場で関東のお友だちにバッタリ出会ったり
なんともありがたくも声を掛けてくださる方がいたり(ﾉω･､)
右も左もわからない大阪の街、
駅まで案内してくださった読者さまもいらっしゃいました｡ﾟ(T^T)ﾟ｡
帰りは、Michaelが繋いでくれたご縁とMichaelガールたちのあたたかさに感謝の想いと
そんな愛おしい日々とさよならする切なさでまたまた涙の離陸
またまた完全に不審オッサンと化していたのでありました～｡ﾟ(T^T)ﾟ｡
とにかくたくさんの愛をいただいてしまった旅となりました。
大阪で出逢えた皆さま、本当にありがとうございました
そしてそして、ダンパを主催してくださるとよさん。
少しだけお話することができたのですが、お礼を言いそびれてしまいました(>_<)
Michaelの人生をみんなで讃えることが出来る場を作り続けてくださることに感謝です。
きっとみんなの姿を笑顔で見てくれてるよね～(●´ω｀●)ゞ
ダンパではみんなでMan In The Mirrorを歌ったのですが
やっぱりみんなで歌うMan In The Mirrorは感動しますね｡｡
今日は、そのMan In The Mirrorのビデオを制作したDonald Wilson氏のお話を
ここに記しておきたいと思います。
*********************************
－マイケル・ジャクソンが亡くなり、テレビではジャクソンの過去のビデオが放送されています。
最もあがめられているものの一つがあなたが関わった“Man In The Mirror”です。
どんな気持ちになりますか？
そうですね、まず、彼の死は悲しくショックです。
マイケルは精神的にも肉体的にも良い状態ではなかったということは明らかでした。
彼の魂が安らかな場所に辿り着いていてほしいです。
(Man In The Mirrorの)ビデオについてですが、あれは人生やキャリアを変えるものでした。
友人が、ウォークマンに小さなスピーカーをつけてリリースされたBadを聴かせてくれたのですが
“Man In The Mirror”を聴いたときは圧倒され友人にこの曲は大ヒットすると言いました。
その曲が頭から離れませんでした。
運命の巡り合わせで、その曲のビデオ制作についての話をするために
マイケルと会うという連絡を1987年の感謝祭の翌日にもらいました。
言うまでもありません、それは私にとって魅力的な話でした。
あのビデオを制作することに選ばれたことは光栄なことであり、
同時に責任重大な仕事でもありました。
ビデオに使うための映像を探しに街から街へと旅しているうちに
それが大きな仕事だということに気づきました。
すぐに、テレビのニュースで目にした映像がビデオに合うと思いました。
人の心にとまる価値あるビデオにするためにそのシーンが必要でした。
私はそのビデオを“リバーシブル”にしようと決めました。
つまり、ビデオを逆再生すれば、純粋さで始まること
そして、見て見ぬふりをすることと不正が、混乱と絶望、争いを生むのだということに
気づくと思います。
私は、みんなの心に感情を与えたい、
一瞬でも、世界を変えるために何らかの行動を起こすことの大切さを感じてほしい、
そう思いました。
－マイケルは様々なことを言わてきましたが、
彼の私生活に関するメディアの狂騒的な報道について思うことはありますか？
マイケルはいつでも思いやりがあって、やさしい人でしたよ。
彼は“Man In The Mirror”に託した決意を常に心に持っていました。
彼が記事に苦しめられていたのは知っています。
でも、一緒に仕事をしているときの彼は
寛容で思いやりがあって、すべてを正しい方向に導くための労力を惜しまない人でした。
－あのような世界的スーパースタとあのようなMVを作ることは
本当に重大なことだったと思います。
その通りです。
彼は私に人生を変える機会を与えてくれました。
彼のレコード会社のラリー・ステッセルにもたくさん助けられました。
－他にもマイケルのプロジェクトに携わりましたよね。
はい。初めてした仕事は、80年代初めのThe Jacksons Liveです。
他のMVや自伝の編集をしたり、
“ Michael Jackson: The Magic Returns(※)”というCBSの特番の編集もしました。
※BADのリリースに合わせてアメリカで放送された30分の番組。
BADのSF(フル)が初公開され、視聴率は30％だったとのこと。
動画⇒①、②
－“Man In The Mirror”に戻りましょう。
ビデオの中のシーンが印象に残りますが、どのようにしてあの映像を手に入れたのですか？
MVで使う映像を撮るのに世界中をまわりました。
いくつかは保存されていたもので、それ以外は私たちが撮影したものです。
それは実に大変な作業でもありました。
探している映像のリストを渡して、山ほどの飢え、戦争、災害の映像や、
それ以外にもショッキングな画像を探してもらいました。
確かにそれは大変つらい仕事でした。
私たちは、印象付けるために一部色をつけるという当時としては新しいことをしました。
例えば、モノクロのケネディの葬列シーンの映像では
棺に掛けられたアメリカの国旗に赤・青・白で色をつけ
ベトナム戦争で爆撃機から発射される弾を赤く色づけしました。
－どうして主役を入れずにビデオを作ろうと思ったのですか？
主役を登場させていないですよね。
実は、マイケルともたくさんの素材を撮影しました。
でも、私たちが表現しようとしていたイメージには合いませんでした。
アフリカで飢餓で苦しむ子ども達を目にしたら
リムジンから出てくる大スターを登場させるのはどんなものかと…。
私はビデオの内容は歌詞に基づいたものにすることにしました。
映像をひとつにまとめていくうちに、
どんな人物を登場させるよりもそれが大切だと思ったのです。
－マイケルはどのように編集に関わったのですか？
彼は私に任せてくれました。
一度だけ確認しにやって来たのですが、泣いていました。
ようやく落ち着くと、私を見て“このままで”と言いました。
ロゴの使用許可を得られなかったので2つのショットを変更しなければならなかったのですが
最初のバージョンからの制作の変更はありませんでした。
そんなことは本当に稀です。
－グラミー賞のライブでMan In The Mirrorを歌うまで
マイケルが最終バージョンを見ていなかったというのは本当ですか？
はい、それは本当です。
40フィートのスクリーンが設置されていたので
彼は歌いながらその映像を見ることが出来ました。
彼はそれに衝撃を受けたのだと思います。
曲の終わり、彼はステージに崩れ落ち
立ち上がるのに手を借りなければなりませんでした。
私も呆然としました。
そのときみんなにその曲が浸透したのではないでしょうか。
－あのビデオは多くの人に衝撃を与えました。
あのビデオを見て人生が変わったという人さえいます。
それについてどう思われますか？
“Man In The Mirror”はとても大切な曲だと思います。
歌詞が素晴らしい。
私は重要なものに関わることに責任を感じました。
人々にインパクトを与えたいと当時思っていました。
私たちが願っていたことを耳にして、嬉しく思います。
－リメイクすることを考えたことはありますか？
私たちは新たなバージョンを作りたいと考えていて
マイケルと話し合いをするところでした。
でも、運命がすべてを変えてしまいました。
June 2009
(Source/americanpopularculture.com)
*******************************************************
Man In The MirrorとHeal The Worldは
メッセージ性の強いMichaelの代表曲でもあるんだけど
Michaelは映像の中に登場しない（Man In The Mirrorにはちょっとだけ出てるね）。
それ以上に伝えたいことがあるからなのだろうとはずっと思っていたのだけど
ディレクター自身にも、Michaelと通ずる想いや信念があったんだね。
Wilson氏の言葉にあるように、
この曲を聴くときは世界を…いや、大きなことは言いたくないかな、
“自分の身近にある世界を”少しでも良くするために行動することの大切さを
思い出したいと、あらためて思いました。
で…全然知らなかったが…
1988年のグラミー賞でのステージで初めてMan In The Mirrorの完成した映像を
Michaelが目にしたのだということ。
Man In The Mirror /Grammy Awards 1988
Michaelのパフォーマンスの中でも特にこのステージは
気迫溢れる魂のこもったステージだと感じている方も多いはず…
その裏側には、このようなエピソードがあったんだね。
私たちはエンシノ家の屋根裏部屋で会いました。
マイケルと私は座って、思いつく限りのことをリストにあげました。
私は2～3ページに渡りアイデアを書き留めました。
マイケルは、何をしたらいいのか教えてくれるような人ではありませんでした。
彼は背中を押すことで、行動する気を起こさせていたのでしょう。
マイケルが初めて“Man In The Mirror”の未完成のカットを見た時
彼は大きな声で泣いていました。
彼は歩いて出てくると手を伸ばし、私を抱きしめました。
－Donald Wilson
この曲にこめた想いがどれほどのものだったのか…
わかってはいたけれども、この記事を読んでさらに大切な曲になりました。
これからもみんなで歌っていけますように…
Man In The Mirror
今日もここに来てくださってドモアリガト(*´σｰ｀)
念願のあの場所にも立つことが出来ました～( ´艸｀)
初大阪ダンパ参戦
しかしアレですな。
空に近づくとMichaelに近づける気がして
離陸する機内で一人涙する怪しいオッサンと化してましたわ(-"-;A
大阪ではリアルでは初めてお愛する方と泣いたり笑ったり…飲んだり( ´艸｀)
ダンパ会場で関東のお友だちにバッタリ出会ったり
なんともありがたくも声を掛けてくださる方がいたり(ﾉω･､)
右も左もわからない大阪の街、
駅まで案内してくださった読者さまもいらっしゃいました｡ﾟ(T^T)ﾟ｡
帰りは、Michaelが繋いでくれたご縁とMichaelガールたちのあたたかさに感謝の想いと
そんな愛おしい日々とさよならする切なさでまたまた涙の離陸
またまた完全に不審オッサンと化していたのでありました～｡ﾟ(T^T)ﾟ｡
とにかくたくさんの愛をいただいてしまった旅となりました。
大阪で出逢えた皆さま、本当にありがとうございました
そしてそして、ダンパを主催してくださるとよさん。
少しだけお話することができたのですが、お礼を言いそびれてしまいました(>_<)
Michaelの人生をみんなで讃えることが出来る場を作り続けてくださることに感謝です。
きっとみんなの姿を笑顔で見てくれてるよね～(●´ω｀●)ゞ
ダンパではみんなでMan In The Mirrorを歌ったのですが
やっぱりみんなで歌うMan In The Mirrorは感動しますね｡｡
今日は、そのMan In The Mirrorのビデオを制作したDonald Wilson氏のお話を
ここに記しておきたいと思います。
*********************************
－マイケル・ジャクソンが亡くなり、テレビではジャクソンの過去のビデオが放送されています。
最もあがめられているものの一つがあなたが関わった“Man In The Mirror”です。
どんな気持ちになりますか？
そうですね、まず、彼の死は悲しくショックです。
マイケルは精神的にも肉体的にも良い状態ではなかったということは明らかでした。
彼の魂が安らかな場所に辿り着いていてほしいです。
(Man In The Mirrorの)ビデオについてですが、あれは人生やキャリアを変えるものでした。
友人が、ウォークマンに小さなスピーカーをつけてリリースされたBadを聴かせてくれたのですが
“Man In The Mirror”を聴いたときは圧倒され友人にこの曲は大ヒットすると言いました。
その曲が頭から離れませんでした。
運命の巡り合わせで、その曲のビデオ制作についての話をするために
マイケルと会うという連絡を1987年の感謝祭の翌日にもらいました。
言うまでもありません、それは私にとって魅力的な話でした。
あのビデオを制作することに選ばれたことは光栄なことであり、
同時に責任重大な仕事でもありました。
ビデオに使うための映像を探しに街から街へと旅しているうちに
それが大きな仕事だということに気づきました。
すぐに、テレビのニュースで目にした映像がビデオに合うと思いました。
人の心にとまる価値あるビデオにするためにそのシーンが必要でした。
私はそのビデオを“リバーシブル”にしようと決めました。
つまり、ビデオを逆再生すれば、純粋さで始まること
そして、見て見ぬふりをすることと不正が、混乱と絶望、争いを生むのだということに
気づくと思います。
私は、みんなの心に感情を与えたい、
一瞬でも、世界を変えるために何らかの行動を起こすことの大切さを感じてほしい、
そう思いました。
－マイケルは様々なことを言わてきましたが、
彼の私生活に関するメディアの狂騒的な報道について思うことはありますか？
マイケルはいつでも思いやりがあって、やさしい人でしたよ。
彼は“Man In The Mirror”に託した決意を常に心に持っていました。
彼が記事に苦しめられていたのは知っています。
でも、一緒に仕事をしているときの彼は
寛容で思いやりがあって、すべてを正しい方向に導くための労力を惜しまない人でした。
－あのような世界的スーパースタとあのようなMVを作ることは
本当に重大なことだったと思います。
その通りです。
彼は私に人生を変える機会を与えてくれました。
彼のレコード会社のラリー・ステッセルにもたくさん助けられました。
－他にもマイケルのプロジェクトに携わりましたよね。
はい。初めてした仕事は、80年代初めのThe Jacksons Liveです。
他のMVや自伝の編集をしたり、
“ Michael Jackson: The Magic Returns(※)”というCBSの特番の編集もしました。
※BADのリリースに合わせてアメリカで放送された30分の番組。
BADのSF(フル)が初公開され、視聴率は30％だったとのこと。
動画⇒①、②
－“Man In The Mirror”に戻りましょう。
ビデオの中のシーンが印象に残りますが、どのようにしてあの映像を手に入れたのですか？
MVで使う映像を撮るのに世界中をまわりました。
いくつかは保存されていたもので、それ以外は私たちが撮影したものです。
それは実に大変な作業でもありました。
探している映像のリストを渡して、山ほどの飢え、戦争、災害の映像や、
それ以外にもショッキングな画像を探してもらいました。
確かにそれは大変つらい仕事でした。
私たちは、印象付けるために一部色をつけるという当時としては新しいことをしました。
例えば、モノクロのケネディの葬列シーンの映像では
棺に掛けられたアメリカの国旗に赤・青・白で色をつけ
ベトナム戦争で爆撃機から発射される弾を赤く色づけしました。
－どうして主役を入れずにビデオを作ろうと思ったのですか？
主役を登場させていないですよね。
実は、マイケルともたくさんの素材を撮影しました。
でも、私たちが表現しようとしていたイメージには合いませんでした。
アフリカで飢餓で苦しむ子ども達を目にしたら
リムジンから出てくる大スターを登場させるのはどんなものかと…。
私はビデオの内容は歌詞に基づいたものにすることにしました。
映像をひとつにまとめていくうちに、
どんな人物を登場させるよりもそれが大切だと思ったのです。
－マイケルはどのように編集に関わったのですか？
彼は私に任せてくれました。
一度だけ確認しにやって来たのですが、泣いていました。
ようやく落ち着くと、私を見て“このままで”と言いました。
ロゴの使用許可を得られなかったので2つのショットを変更しなければならなかったのですが
最初のバージョンからの制作の変更はありませんでした。
そんなことは本当に稀です。
－グラミー賞のライブでMan In The Mirrorを歌うまで
マイケルが最終バージョンを見ていなかったというのは本当ですか？
はい、それは本当です。
40フィートのスクリーンが設置されていたので
彼は歌いながらその映像を見ることが出来ました。
彼はそれに衝撃を受けたのだと思います。
曲の終わり、彼はステージに崩れ落ち
立ち上がるのに手を借りなければなりませんでした。
私も呆然としました。
そのときみんなにその曲が浸透したのではないでしょうか。
－あのビデオは多くの人に衝撃を与えました。
あのビデオを見て人生が変わったという人さえいます。
それについてどう思われますか？
“Man In The Mirror”はとても大切な曲だと思います。
歌詞が素晴らしい。
私は重要なものに関わることに責任を感じました。
人々にインパクトを与えたいと当時思っていました。
私たちが願っていたことを耳にして、嬉しく思います。
－リメイクすることを考えたことはありますか？
私たちは新たなバージョンを作りたいと考えていて
マイケルと話し合いをするところでした。
でも、運命がすべてを変えてしまいました。
June 2009
(Source/americanpopularculture.com)
*******************************************************
Man In The MirrorとHeal The Worldは
メッセージ性の強いMichaelの代表曲でもあるんだけど
Michaelは映像の中に登場しない（Man In The Mirrorにはちょっとだけ出てるね）。
それ以上に伝えたいことがあるからなのだろうとはずっと思っていたのだけど
ディレクター自身にも、Michaelと通ずる想いや信念があったんだね。
Wilson氏の言葉にあるように、
この曲を聴くときは世界を…いや、大きなことは言いたくないかな、
“自分の身近にある世界を”少しでも良くするために行動することの大切さを
思い出したいと、あらためて思いました。
で…全然知らなかったが…
1988年のグラミー賞でのステージで初めてMan In The Mirrorの完成した映像を
Michaelが目にしたのだということ。
Man In The Mirror /Grammy Awards 1988
Michaelのパフォーマンスの中でも特にこのステージは
気迫溢れる魂のこもったステージだと感じている方も多いはず…
その裏側には、このようなエピソードがあったんだね。
私たちはエンシノ家の屋根裏部屋で会いました。
マイケルと私は座って、思いつく限りのことをリストにあげました。
私は2～3ページに渡りアイデアを書き留めました。
マイケルは、何をしたらいいのか教えてくれるような人ではありませんでした。
彼は背中を押すことで、行動する気を起こさせていたのでしょう。
マイケルが初めて“Man In The Mirror”の未完成のカットを見た時
彼は大きな声で泣いていました。
彼は歩いて出てくると手を伸ばし、私を抱きしめました。
－Donald Wilson
この曲にこめた想いがどれほどのものだったのか…
わかってはいたけれども、この記事を読んでさらに大切な曲になりました。
これからもみんなで歌っていけますように…
Man In The Mirror
今日もここに来てくださってドモアリガト(*´σｰ｀)