くさまです。

これから西アフリカ、ベナン共和国へ出発します。

 

僕が事務局長を務める日本・アフリカ友好横浜市会議員連盟所属の超党派議員13名と、副市長以下職員合計18名で13日(金)まで滞在します。ベナンまではイスタンブール乗り換えで、待機時間含め30時間弱かかりますが、エコノミーで行って来ます。

今回の訪問は、「日本で一番アフリカに近い都市」を目指す横浜にとって、大変重要な1歩です。主な日程を挙げますと

◆11月9日(月)
21:15コトヌー着 記者会見
◆11月10日(火) 
コトヌー市、ソグロ市長との意見交換、交流協力宣言発表
コトヌー市主催歓迎昼食会
奴隷制度に関する視察
駐ベナン共和国日本大使主催現地情勢ブリーフィング
◆11月11日(水)
イエリマ海洋経済港湾視察大臣表敬
コトヌー自治港訪問・意見交換
コトヌー港主催昼食会
ガンビエ視察
コトヌー市長主催夕食会
◆11月12日(木)
ボニ・ヤイ大統領表敬訪問
アドリアン・ウンベジ国民議会議長表敬
大使公邸で在留邦人ミーティング
◆11月13日(金)
スルレレ小学校訪問
ザンス財団訪問
たけし日本語学校訪問
22:15コトヌー発

ちなみにスケジュールはまだ固まっていないので、現地での調整になるかと思いますが、日本語が堪能なゾマホン大使が先乗りして、フルアテンドでご協力いただけるということですので、まだちょっと安心です。

今回の訪問は、横浜としてアフリカ諸国都市の中で初めてベナン共和国の首都コトヌー市と共同宣言を締結してから2年、ようやくコトヌー港と横浜港の人事交流などにめどが立ってきたことも踏まえ、ゾマホン大使が当初から熱望されていた事業です。



何しろ、今年は国会議員が誰もベナン共和国を訪問していないらしく、在ベナン大使館としても今年最大の受け入れ事業ということで、塚原大使は勿論、大使館をはじめ、外務省アフリカ部にも大変なご協力をいただき今日まで至りました。また、国会のアフリカ議連、逢沢一郎会長はじめ、多くの議員の皆さんにもご協力いただき、横浜市に国際局が新設され、その中でも中東・アフリカ課が設置されてから初めての大きな外交イベントということで、国際局職員の皆さんにも大変お世話になりました。

僕らが行って、歓迎してもらい、楽しかったですでは全く意味がない訪問ですので、今回は細部にわたっても、横浜のアフリカにおけるプレゼンスをいかに上げるかということに注力しています。

その中で、アフリカに持っていくお土産には、地元のグローバル企業の皆さんにもご協力いただいています。横浜を代表するグローバル企業、サカタのタネさんからは、自社オリジナルひまわりのヴィンセント、そして世界シェア6割のブロッコリーの種、それぞれ1万個をお土産として頂ました。

 
 

サカタのタネさんは、まだベナンで直接ビジネスをしていませんが、農業国ベナンを、将来的に横浜の技術が支えているということになれば大変いいことですし、アフリカの食糧課題解決に横浜の企業が貢献することは、両国にとって大きな利益だと思います。また、経済成長率が年間5%後半で推移し、人口も右肩上がりで増加しているベナンは、政治も治安も安定しているので、将来的には有力なマーケットになると思います。

事務局長として調整が続きますが、2019年アフリカ開発会議横浜開催にむけた第1歩として、絶対に成功させて帰ってきたいと思います。ブログは更新できないかもしれませんが、またお会いしましょう。