スーパーヒッポリト星人がダイゴの住まう世界に呼び出す第2の怪獣で、かつてウルトラセブンに倒されたパンドンの同族に生体改造を施して強化した個体である。頭と首が根元から2つに分かれているほか、手の爪がやや長く鋭い形状になっており、身体の棘は炎を思わせるような生え方をしている。非常に好戦的な性格で、2つの頭部の口から放つ強力な高熱火炎弾・双頭撃炎弾や、相手を軽々と吹き飛ばすほどの衝撃力を誇る青色とオレンジ色に光る2色の破壊光線ダブルレイ・インパクトを得意技とする。
海から来た黒い竜巻の中から出現し、山下埠頭でウルトラマンメビウスと戦う。激闘の末にメビウスの新技ライトニングスラッシャーとメビュームシュートの二段攻撃で倒されるが、その役割はスーパーヒッポリト星人が侵略計画に邪魔なメビウスをブロンズ化するための囮であった。
その後、影法師の手によって悪意のエネルギーと他の怪獣軍団の残存エネルギーと融合させられ、ギガキマイラの尻尾になる。