映画 ドラえもん
ぼく桃太郎のなんなのさ
1981年8月1日(土)公開
タイムマシンで642年前の昔に戻ったドラえもんとのび太の活躍を描くシリーズ第3作。
あらすじ
夏休みの宿題で町の歴史をドラえもんの時間カメラで調べていたのび太は642年のところで桃太郎、犬、猿、キジの姿を見つけた。そこへ、ママの連れてきた外国人が、先祖の遺した写真を見せるが、そこにも桃太郎、犬、猿、キジが写っていた。桃太郎は実在したのか。そのことを書けば夏休みの宿題も出来る。スネ夫、ジャイアン、しずかを誘ってのび太とドラえもんは642年前に旅立った。どう間違えられたか、のび太が桃太郎に仕立てられ、スネ夫、ジャイアン、しずかの3人もドラえもんの変身ビスケットで犬、猿、キジになって鬼退治に鬼が島に行くことになった……。
製作総指揮・原作・脚本: 藤子・F・不二雄
監督: 神田武幸/米谷良和
脚本: 城山昇
監修: 楠部大吉郎
作画監督: 中村英一/高倉佳彦
美術監督: 工藤剛一/鈴木朗
撮影監督: 小池彰/熊谷正弘
録音監督: 大熊昭
音楽: 菊地俊輔/宮崎慎二/浜口史郎
声の出演: 大山のぶ代/小原乃梨子/野村道子/肝付兼太/たてかべ和也/鈴木みえ/佐藤正治/難波圭一/中尾隆聖/加藤正之/千々松幸子
あらすじ
21世紀。21エモンは江戸時代から20代続いたホテル「つづれ屋」の1人息子で、ゆくゆくは父20エモンの跡を継ぐ予定だ。実は、21エモンは宇宙飛行士に憧れていたが、訓練に莫大な費用がかかり、つづれ屋の苦しい台所に、父にそのことをいいだせない。そこで、家業を手伝い、客を大勢呼び、チップで宇宙飛行士になる資金を嫁ごうとした。テレポーティションの能力を持つペットのモンガーや芋掘りロボットのゴンスケの協力で客は詰めかけたが、目標まではほど遠い。そこへ、21エモンに新作ロケットの試乗客に選ばれたという話が舞い込んだ。実はこの話は、かねてからつづれ屋を買収したがっていた隣のギャラクシーホテルの社長とその娘ルナの作戦だった。21エモンが宇宙飛行士になればつづれ屋を買収できると踏んだのだ。そうとは知らぬ21エモンはモンガー、ゴンスケを連れて太陽系一周の冒険旅行に旅立っていくが……。
監督: 芝山努
原作: 藤子・F.不二雄
脚本: 辻真先
作画監督: 山田道代
美術監督: 川本征平
撮影監督: 小山信夫
録音監督: 浦上靖夫
音楽: 菊池俊輔
声の出演: 佐々木望/大谷育江/龍田直樹/中庸介/松島みのり/久川綾