ホラー映画①『スウィートホーム

■どんな映画??

今回は日本ホラー映画の金字塔・最高峰との呼び声が高い作品です。

監督と脚本が黒沢清製作総指揮が伊丹十三という異色の映画だったのですが、黒沢側が伊丹プロダクションを提訴するという訴訟問題になり、DVD化もされず絶版となってしまったのです。

🔻初見は小学校低学年だったと思います。
小さな子供が観る映画では無いです!えーん
当時は怖くてトラウマになりました。

■小学校ホラー映画鑑賞会①
皆様は覚えておられるでしょうか?
私の小学校のときの男女11人のグループの
『ホラー映画鑑賞会』。
以前の記事の『イット  IT』のときに紹介させて頂きましたが、色々なホラーを皆でビビりながら観るという、私がリーダーをしていた会です。

その会で記念すべき第1回目の上映が
この『スウィートホーム』だったのです!。
自分が低学年の時に観てしまいトラウマになった物を他の友達に見せて巻き添えにするという………
私の性格の悪さが良く分かります🤣🤣。

しかし👧女の子も皆、小学生のくせに
この映画が大好きになってくれて、しばらくはクラスの中で『スウィートホーム』が流行りました。

特にクラスでも可愛い女の子が入っていた『ホラー映画鑑賞会』に「入りたい!」という男子も結構居ました。照れ
しかしそこは『美味しんぼ』の美食倶楽部のように会員制で、鋭敏な感性の持ち主じゃないと入会はできないのです。
(本当は男なんて少ない方が良かっただけ)笑

そしていざ映画を鑑賞する日…………
このエピソードは
小学校ホラー映画鑑賞会②につづく



■影響力と残した功績
🔻さて、この『スウィートホーム』。
なんと!!びっくりファミコンにもなっているのです。
しかもあのホラーゲーム『バイオハザード』は
ファミコン版『スウィートホーム』に影響を受けて作られたらしく、スウィートホーム』が無かったら『バイオハザード』は生まれなかったかもしれません。
🔺私の家はまだファミコンが現役で動きます。
もちろん『スウィートホーム』も持っています。ハッキリ言ってファミコン版も凄く面白いです!照れ  名作です!。
映画を忠実に再現しており、個性豊かな敵やアイテムや武器がたくさんで、広い屋敷の謎を解きながら仲間を死なせように進めていくのです。
そして生き残った人数でエンディングが変わるという当時は珍しかったマルチエンディング!!

今度はそっちのレビューもやってみようかと思っています。


■予備知識として簡単にストーリー紹介
天才フレスコ画家の間宮一郎夫人赤ちゃんと幸せに暮らしていたのだが、ある事故が起きて幸せな家庭は崩壊。

その後間宮邸は、近隣の者達も誰も近寄らない呪われた幽霊屋敷となります。

そして30年が経ち、間宮一郎の遺作の取材でテレビ局のスタッフ5人が廃墟となった屋敷を訪れる事になるのですが…………。




■登場人物の紹介

🔻和夫・かずお(山城新伍)
妻を早くに亡くし、1人娘のエミと二人暮らし。番組プロデューサーなのですが、ちょっぴり頼り無く、お調子者で明るい性格。
鈍感で人の話を真面目に聞かず相手を怒らせてしまう事もしばしば。
普段は態度に出さないが、ディレクターの秋子に密かに想いを寄せています。
🔺秋子・あきこ(宮本信子)
番組ディレクター。こちらも密かに和夫に想いを寄せる
。幽霊屋敷の間宮邸では悪霊に猛然と立ち向かう。真面目で意思が固く、芯のしっかりした強さを持つ女性。
演じる宮本信子伊丹十三の奥さんです。



🔻田口・たぐち(古舘伊知郎)
番組カメラマンを担当。とても行動力のある男なのだが、大雑把でガサツな性格。
若い女が好きで美人なアスカを狙っています。
この男の軽率な行動が、後に取り返しのつかない事態に発展する事に…。
演じる古舘伊知郎は、今ではニュースキャスターや実況などマルチに活躍していますね。
🔺エミ  (NOKKO)
和夫の1人娘で母を早くに亡くしたが、秋子には母親になってもらいたいと思っていて
実の父親の和夫と、職場が同じ秋子をくっつける為に学生ながら夏休みを利用して間宮邸の取材に参加しています。
演じているNOKKOはロックバンド『レベッカ』のボーカルです。



🔻アスカ  (黒田福美)
番組のレポーター。仕事にはとても真面目だが非常にプライドが高く、チームプレーができない気難しい性格です。
番組を「自分の番組」と主張し、ディレクターの秋子と衝突する事も…。
絵画の修復の専門家でもあります。
🔺山村・やまむら(伊丹十三)
製作総指揮の伊丹十三が自ら演じています。
間宮邸から少し離れた山間のガソリンスタンドを営む謎の老人。
映画では語られ無いが、間宮邸の昔をよく知り、屋敷の間取りや構造に詳しく、この地を離れ無い事から「昔、間宮邸で執事をしていたのではないか?」などとファンの間では憶測が飛び交いました。
土偶(どぐう)という特殊な御守りを所持しています。


■前置きが長くなりましたが、
いつものように元気良くいきましょう。
それでは本編です!!( ゚Д゚)///



🔻天才フレスコ画家間宮一郎最後の壁画が間宮邸の屋敷内に残されていると言うので、
取材をしたいと地方の村役場の職員に何度も頼み込むのは番組プロデューサーの和夫です。
🔺そこへ役場の課長が帰ってきて「テレビ局」と聞いて顔色が変わり、自分の村の観光スポットを宣伝してきます。





🔻外で待つエミ秋子田口アスカの4人。
エミは父親の和夫が遅いので「お父さん気が弱くて、すぐに相手に調子合わせる……」と、愚痴をこぼします。それを笑顔でなだめる秋子
🔺村役場の金庫に厳重に保管されている
間宮邸の玄関の🗝️鍵。
鍵に付いたタグの紙が30年の月日の永さを感じさせますね。




🔻職員「いいんですか?課長…もし何かあった場合の責任は……」

「何かってなんだ?」

職員「つまり……間宮邸の噂というか……」

課長「祟りか?……じゃあ丁度良い、
この際それを確かめようじゃないか。連中が何とも無ければ、あの屋敷は大変な観光資源になる!
万が一、何かあっても自然現象だ、責任の取りようが無いだろう……」
こうして村役場は間宮邸の🗝️鍵を取材班に渡してしまい、取材の許可を出してしまうのです。
🔺霧深い森林。軽快な音楽と共に舗装もされていない山道を四輪駆動の車で突き進む5人。






🔻山道の途中で間宮邸の門が立ち塞がります。
この門をくぐり、さらに車で移動するほど屋敷は広大な敷地の中に建っているのです。
🔺モタモタする和夫に業を煮やし、門扉の鎖を強引に取り除く田口



🔻門を抜け、さらに車で進みます。
この時山道に倒木がありますが、四駆の車で倒木を勢い良く薙ぎ倒して通過。
「平気🎵平気~!」と、運転する田口の軽口が、ガサツで物事を深く考えずに行動してしまう性分を表してます。
🔺やっと間宮邸の玄関前に到着。




🔻車から降りて屋敷を眺める取材班の5人。
🔺こちらが間宮邸です。
🤔これはもう屋敷というよりお城ですね。




🔻玄関の扉の前に立ち、田口カメラをまわし
アスカが鍵穴の蓋をずらして🗝️鍵を差し込みます。
🔺しかし30年という歳月で、すっかり錆び付いた鍵穴は回りません。和夫が一生懸命開けようとしますが、アスカは知らん顔で離れて
鏡を見て、化粧をチェックしだします。


🔻その間田口は屋敷の側面に回り、窓から侵入する作戦に。
🔺窓に打ち付けられた木材は腐っていて、手で剥がせました。久々の外からの光が入る室内。
過去に赤ちゃんがいたのでしょう、乳母車が埃を被って置いてあります。




🔻田口が先に家の中に窓から入り内鍵を開け、なんとか屋敷内に入る事ができます。
🔺玄関ホール内を懐中電灯🔦で照らすと埃だらけで心霊スポットのようになっています。

ニヤニヤ心霊スポット入った時って
こんな感じだわぁ~❗️



🔻さっそくアスカがレポートを開始。
アスカ「今私は間宮邸に踏み込んだ所です。辺り一面ひどい埃です。湿っぽいカビの臭いもします。壁画が無事残っているか非常に心配です……」。
🔺レポートの途中も「ギギギギッ~」と、屋敷内には軋むような異音が響き渡ります。
秋子はいち早く天井に目線をやり、不信感を高めます。

そしてこのあと、様々な怪奇現象がメンバー達を襲うのです❗️


ホラー映画②「スウィートホーム」につづく



■お・ま・け
●合コンで引かれた男達①

むかしむかし、今から20数年前のことです
池袋で合コンがありました。
私はあまり合コンの場が好きではなく、気の合った友達と静かに🍶盃を傾けるのが好きなのですが、その時は若くて恋人も居なかったので参加する事に………………

しかしこの田口のような軽はずみな決断が「行かなきゃ良かった」と後悔をする事に。

■合コン参加メンバー紹介

アッパーくん
以前の記事でも度々ご紹介しましたので、前々から読んで頂いてる方々は御存知だと思います。
ナゼこのウルトラバカを合コンに呼んだのか?
たぶん引き立て役のかませ犬かと……。

AVオタク
会話の8割がエロビデオというカス。
コレクションの多さで友達の和を広げている男。まさか合コンでエロビデオの話はしないと思いましたが…………。

DV俊輔(しゅんすけ)
見た目は爽やかなイケメンで、女の子と付き合うと、その彼女にとても一途なのだが、嫉妬心が異常に強く、彼女が他の男と話そうモノなら大激怒して
彼女を激しく叱責し折檻する本物の元祖モラハラ君です。平和の為に死んでますように🛐祈

犯罪者ブタゴリラ
もう人として終わっている奴で、有りと有らゆる犯罪に手を染める正真正銘のゴミクズ男です。ナゼこんな輩を誘ったのか理解できませんでした。平和の為に死んでますように🛐祈

S君(幹事)
以前の記事に登場しましたが、顔はカッコいいのですが、ド変態過ぎて多くの彼女が去っていくという特殊な男。私はネジの飛んだ厄介なストーカー女をこのS君に押し付けた事があります。
そのストーカー女も、S君の常軌を逸した変態行為の毎日に逃げ出したらしいです。
次の獲物を物色するために合コンを企画したんでしょうね…。

そこそこの常識があり、人並みに協調性もあり、地味でも派手でもない、真面目でも無いが不良でも無い。至って普通の人間です。

男メンバーはこの6人です。
よくぞここまで最低のゴミクズ人間を集めたと感心する程です。

池袋駅西口に待ち合わせしたのですが、
このメンツを見て帰ろうかと思ったくらい酷いメンバーでした。


■お・ま・け合コンで引かれた男達②につづく