『銭っ子サエコ』

大リーグ・レンジャーズへの入団が決まったプロ野球のダルビッシュ有（25）投手と
タレントの紗栄子（サエコ）さん（25）が19日、離婚した。

所属事務所によるとこの日、
代理人が都内の区役所に離婚届を提出して受理されたとのことで、
2人の結婚生活は4年2カ月で幕を閉じた

なお子供2人の親権は紗栄子さんが持ち、慰謝料はなし。

また子供が成人するまで支払われる養育費については
「子供2人で毎月200万円弱、170万～190万円あたりで落ち着いた」という。
（写真は2008年12月15日、手をつないでハワイ挙式へと出発する2人）

なんと！

毎月200万円も貰えるんどすか！
ちょっと貰いすぎな気がするどす。

世間もそう思ってるみたいで、
サエコさんのことを「金の亡者」とか「タカリ」とか、もうボロクソ

↓ほとんど【銭ゲバ】みたいに言われてるし。

何億、何十億というダルビッシュ投手の稼ぎを考えれば、
月200万は決して法外じゃないと思うんだけど…

キミ、そういうけどさあ。
200万円を稼ぐのって、どれだけ大変か…

いやいや、それは解ってますってマスオさん

一般人からみれば200万は大金だけど、
ダルビッシュ投手のようなスーパースターからみれば、
さほどでもないんじゃないかってことです。

どんな大金持ちにとっても、200万円は大金どす！

ま、そりゃそうだけどさ

でも、この200万はあくまで養育費なんだからね。
父親が大金を稼いでいたら、
その子供だって相応のお金を貰う権利があるでしょ。

フン！200万のほとんどは、
サエコはんの洋服代とエステ代になるって世間も言ってるどす

だいたいサエコはんって、
育児あんまりしはらへんでチャラチャラしてるイメージがあるさかい、
よけいに叩かれるんどす。

ブランド物の服にエステ。家事育児はあまりしない…

↓それって、ボクの奥さんと同じじゃないか。

穴子く～ん、そりゃいくらなんでも奥さんに悪いよ

いや、そんなことはないよ。
僕なんか給料運搬人くらいにしか扱ってもらえないんだから。
（「サザエさん」第4757話での台詞より）

でも悲しいかな、穴子はんの奥さんとサエコはんでは、
浪費のスケールが違いすぎるどす

どうだい、フグ田くん。今夜あたり…

飲みにはいかないよ。
給料日前なんだから。

そうじゃなくて、今夜からしばらく、
ボクの奥さんと君の奥さんを交換しないか？

あ、あ、あ、穴子くん…
面白い顔して、恐ろしいことを言わないでよ

べつに変な意味じゃなくてさあ。

ボクだって、お魚くわえたドラ猫おっかけて
裸足でかけてく陽気な妻に癒されたいんだよ。

あの気の強い穴子夫人が、
磯野家みたいな二世帯同居の家で平和にやっていけるとは、
とても思えません

だったら、ボクらが入れ替わるのはどうだろう？
ボクがフグ田くんでフグ田くんがボクで…

「転校生」じゃないんですから

波平…じゃなくて、お義父さんや、
カツオ…じゃなくてカツオ君に気をつかう生活から、
しばらく開放されるのも悪くないかもしんない

勝手に決めるなよ

ちなみに、穴子はんの奥さんの名前はタカ子はんどす

それではここで一曲お聞きください。
ドラマ「銭ゲバ」の主題歌だった、かりゆし58の「さよなら」です

↑かりゆし58で「さよなら」。
（このPV、なにげに衝撃的です…）

貧しさゆえに母親を失い、
その反動で金の亡者（＝銭ゲバ）となった主人公の
破滅的な生き様を描いたドラマ「銭ゲバ」↓

かりゆし58（ごじゅうはち）のメンバーの皆さんは沖縄出身で、
今でも沖縄

に在住されいてるそうです

ちなみに「かりゆし」は沖縄の方言で「縁起がいい」という意味らしいです

ドラマでは使われなかったですが、
この歌で最も胸を打ち、また最も美しいフレーズは以下のとおり。

「命は始まった時から
　ゆっくり終わっていくなんて信じない

　ぼくが生きる今日は
　もっと生きたかった誰かの明日かも知れないから」

怠惰（ラク）な方向に流されそうになった時、
自分に活を入れるのに、ここまで最適なフレーズはないです。
「しっかり生きなきゃ」と心から思えてきます