セーラームーンよさようなら(神戸みゆき急死)。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

セーラームーン わたしは女優「神戸みゆき」の事をこれまでよく知らなかった。
セーラームーンも仮面ライダーも見てはいなかったし、それほど興味もなかったのだが、彼女がわたしと同じ苗字であったこと(芸名だが)、時を同じくして心不全を起こしていたことなど、共通点がいくつかあったため、彼女と死について記事を書いてみようと思った。
セーラームーン、仮面ライダーにしても大ヒットシリーズであり、ファンも大勢いる。
その派手な衣装に身を纏い、激しいアクションが売りで多くの若者に指示されてきた。
フィギュアも豊富に作られ、いまだ人気は衰えない。
架空の存在に死は訪れないが、現実を生きる人間に死は否でもいつかはやって来る。
そこには運命や寿命というものが付き纏い、死神の手招きが早いか遅いかの違いだけである。
わたしの親友も一年前、不整脈で心筋梗塞を起こし突然死した。
報道によれば、神戸みゆきさんは急性心不全を起こし手当てのかいもなく、この世を去った。
わたしも同じ時期に入院して心不全の治療をしていた。しかし、わたしの場合は慢性心不全だったため、死に至ることはなかった。
わたしの不整脈は心房細動と期外収縮と言われる、死に直接結びつく不整脈ではない。
最も恐ろしい不整脈は「心室細動」これは心臓が停止したことを意味する。突然死の場合これが殆どである。
彼女は体調を崩し入退院を繰り返していたらしいが、その時に病院ではどんな検査や治療を受けていたのだろうか?
場合によっては緊急手術も必要だったかも知れない。彼女が仕事復帰に焦っていたのか、或いは主治医が、何か大事なものを見落としていたのか。
偶然が重なり過ぎたために不慮の死を遂げてしまったようにも思えてならないのである。
芸能界の多忙さは尋常ではない。少しの時間を休んでしまえば自分の出番が奪われる。人気はストレスのバロメーターでもあり、過酷なスケジュールをこなすのは、いかに若い身体でも悲鳴を何処かで上げているものである。
彼女のご冥福を心よりお祈り致します。