立禅で起きた不思議な話 | ☆太極拳講師が感じること★

☆太極拳講師が感じること★

教室歴32年のべ5万人以上指導
【順番を教えない太極拳講師】
やまだひろこ 
二十四式太極拳師範
八段錦氣功指導
解剖学、生理学、陰陽五行の視点から、動きの奥に隠された意味を解明することに重点をおくレッスンの中で感じたことを感じたままに記してます

こんなメールをいただきました


「私は、たぶんストレスやアレルギー反応で、頭や全身に湿疹がひどくなって、後頭部も湿疹なので上をむいてねむれず、全身湿疹で、ベッドで寝ることができなくて、痛みを我慢して横になっても眠れない状態でした。

夜中に椅子に座っていたのですが何日もなかなか眠れない日々が続いて、痛みも辛くて、ふと立ってみようと思って、教えて頂いた立禅をしていたら、痛みや身体がみるみる楽になるのがわかり、そのまま夜中3時から4時くらいまで立っていました」




〜〜〜〜〜


すごいですね〜。





今は湿疹も良くなってきて回復されているそうですが、カラダの中でいったい何が起こったのでしょう?





立禅はただじっと動かずに立っているだけの氣功です。





でも数ある氣功の中でダントツトップに優れていると感じています。





カラダを動かせばどうしても氣を消耗します。




立つだけの分の氣しか使わず、なるべく巡らす氣を多くする、それが立禅。





こんな不思議な、そして最高の手応えを感じる立禅ができた理由は、





「余分な力を抜くことができたことで最高の効果が出た」






横になって寝れない日が続き、ヘロヘロになっているところに、痛みが全身を襲うもう身体に力なんて入らない、それが氣の循環をスムーズにさせ治癒力が発動したんだろうと思います。






しかも骨で支えるところに乗れたんだろうと思います。





でなきゃ1時間も続けられません。





私たちが習練で目指す境地を、体調不良のおかげで何も考えずスッとできちゃったんでしょうね。





この話をいただき、改めて立禅の凄さを感じさせていただきました。



  秀蓮