ブログを始める少し以前に、どこから来たのか赤いユリが咲くようになりました。 次の写真は2013年のものです。

 

 

そのうち裏の畑の方に移植して毎年花を咲かせていました。 今年撮った花が次のものです。

(奥側にオニユリが並んでいますので、本種の方が開花が早いです)

グランドカバーの中で1本は大きく育っています。 改めて、名前は何だろうかと思うようになって調べてみました。 どうやらコオニユリ(小鬼百合)が該当しそうですが、花弁の反り返りが少なく色も濃く、また種子を作ることがないようですので園芸品種なのだと思います。

 

その他の面ではコオニユリの性質を受け継いでいます。 オニユリよりも小型で葉腋に珠芽(むかご)を付けません。 また、多数の花を付けるのに年数がかかります。

 

また、地中浅くに長い匐枝を伸ばし白い鱗茎を作って子孫を増やしていきます。 なお、食用のユリ根はコオニユリをそちらに特化した改良種から作られているようです。

 

 

これでオニユリ、黄色のオウゴンオニユリとコオニユリが揃いました。 野生のエゾスカシユリは別として、ユリは横向きか下向きに咲くタイプが好きです。