こたつ、見~っけ!! -カーシャーン料理- | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。

カーシャーンの有名な邸宅、「ハーネ・イェ・アッバースィー」。


入り口を入り、階段を何度も折れながらずんずん下ると・・・


レストランがありました^^



天井が高く開放感のある店内、中央に噴水。

靴を脱いで上がるスタイルのこのレストランの一角に・・・




さらに階段を下った場所にも、食べられるスペースがありました。




下りてみると、こたつのようなものが!!



食事をしている地元民!



お父さん、写真を撮っていいかと聞いたら

ターバンをそそくさとかぶって、すまし顔^^



名前や出身など、私に次々質問が飛ぶ中、


こたつの中を写させてもらいました!



やっぱり、こたつ!!


あったかそう~^^



聞けばイランでは、こたつはコルスィーと言って

昔は冬の定番だったそう。


今はガスが普及して、新しい家には

こたつは無くなってしまっているらしいです。


私はこたつ大好きっ子で、毎年使っているので、

ほんとに嬉しくなっちゃいました。




ちなみに食べたものは、カーシャーンっぽい料理。


左のケバブには、上にたっぷりライスが乗っていて肉が見えません。

これはまあ、どこにでもあるものなのですが。




下のは「カシュケ・バデムジーュン」という、ナス料理。


「カシュケ」は、ペースト状のナスの周りの、白い濃厚チーズ。

ちょっと癖があってすごく塩気があります。



赤いところは少し辛みがあって、上の深緑のものは

お茶の葉のソース、といった感じ。



こちらは「モッサマ・バデムジューン」、

ナスと、らくだ肉の煮込みです。


あっさりスープに、ごろんとらくだ肉。




らくだ肉は脂気がなくて、まったく癖もない。

一番似ているのは牛かなぁ。



その他、細切りきゅうり入りのヨーグルトは

ラバーシュという薄いナンに巻いて、もりもり食べました。




子どもたちはひたすら、ナン(笑)





食後にはチャイと、カーシャン特産のクッキー^^



特産といっても、見た目は普通ですが。


ジンジャーっぽいスパイスの香りがほんのりする、

ちんすこうに似た甘い、ざくっとしたクッキーです。



口に含んでチャイを飲む角砂糖のほか、

硬い黄色い砂糖は、チャイに入れて。


このひたすら甘党の砂糖文化、私は結構好きです(笑)



次からは、

世界遺産の街、イスファハンについてです^^