チュ・ジフン　映画「非公式作戦」インタビュー

チュ・ジフンが1日午前、ソウル鍾路区三清洞のあるカフェで行われた映画「非公式作戦」公開関連インタビューのためにポーズを取っている。

「非公式作戦」チュ·ジフンが映画の中のBuddyを越えて人生の大切なメンターでありBuddyとして位置づけられた先輩ハ·ジョンウに向けた信頼と固い友情を誇った。

チュ·ジフンは映画「非公式作戦」（監督キム·ソンフン）の封切りを翌日に控えた1日午前、ソウル鍾路区のあるカフェで取材陣とインタビューを行った。

「非公式作戦」は行方不明になった同僚を救うためレバノンに向かった外交官「ミンジュン」（ハ·ジョンウ）と現地タクシー運転手「パンス」（チュ·ジフン）のバーディーアクション映画だ。映画「最後まで行く」、「トンネル」、ネットフリックスシリーズ「キングダム」シーズン1を演出したキム·ソンフン監督が出した新作だ。双千万映画「神と共に」シリーズでティキタカケミを見せたハ·ジョンウ、チュ·ジフンが約5年ぶりに再会し、新しいバディブロマンスケミとスケールの大きいアクションで夏の劇場街観客を攻略する展望だ。先立ってハ·ジョンウとチュ·ジフンは各々映画「トンネル」、「キングダム」シーズン1を通じてキム·ソンフン監督と呼吸を合わせた経緯がある。前作に続き、さらに成熟した3人のシナジーに期待が高い。

チュ·ジフンは「非公式作戦」でレバノンに残った唯一の韓国人であり、現地でタクシー運転手として働く「パンス」役を引き受けた。チュ·ジフンが演じた「パンス」は詐欺師気質が多分だが、その中で人間味を失わない堅実な青年だ。「ミンジュン」役のハ·ジョンウと愛憎のティキタカを形成し、笑いと感動を二兎を追う熱演を繰り広げた。「神と共に」で会って人生の悩みを分かち合い私的な席でも真の親友になったハ·ジョンウ、チュ·ジフン。「非公式作戦」の2人はモロッコという見知らぬ他地で積み上げた粘り強さでそれこそ勢いに乗った呼吸を見せてくれる。「非公式作戦」撮影が終わった後には芸能「両足でチケッティング」に並んで出演しニュージーランド旅行に行ったりもした。

チュ·ジフンはモロッコで韓国料理に対する渇きで苦しんでいた時、ハ·ジョンウの助けをたくさん受けたと伝えた。彼は「出国前に缶詰とラーメンなどをある程度持って現地にあらかじめ送った。ところがモロッコに到着すると、韓国料理コンテナ水準で準備した荷物が消えたという青天の霹靂のような知らせを聞いた」とし「問題が生じて韓国料理が全く空輸されない状況にパニックに陥ってしまった。実は私は海外にとてもよく出て、一度も海外に出て韓国料理を探したことがない。ところが、その時パニックになってから、今は怖いほど韓国料理だけを探している。あるが、選択しないのと全くないのは違う」と回想した。今はその当時の記憶がPTSDになり、キムチと海苔なしでは海外にはいられない状況になった」と吐露した。

チュ·ジフンは「幸いジョンウさんが私より1週間先に来てキムチを直接漬けたよ。それを受け取って、牛骨も煮込んでもらって。一言で言えば、ジョンウさんに愛され続けた」と振り返った。

芸能「両足でチケッティング」に出演する前から2人がよく旅行に行ったおかげで、お互いの旅行習慣もしっかり知っているとも伝えた。彼は「実は私は誰と旅行に行ってもよく合う。たくさん歩くなら歩いて宿で一日中横になっていれば横になることもできる。ジョンウさんは体を動かし続け、たくさん歩くスタイルだ」と話した。

「両足でチケッティング」出演のおかげで知らなかったハ·ジョンウの芸能感をまともに確認できたと。チュ·ジフンは「ジョンウさんが改めて芸能が上手なんだと思った。ジョンウヒョンのウィットがあちこちに使われるところが多いようだ」と感嘆した。それと共に「ジョンウさんは地上波でも製作発表会でもそのウィットを皆で共有できる性向なら、私はちょっとユーチューブ性向だと思う。一言で言えば、非寛容に近い」という比較で笑いを誘った。続いて「私は少し酔拳スタイルなので飲酒ギャグに強い。そのため、テレビ放送では能力を発揮できない。代わりにお酒が入れば放送それ以上」と耳打ちして好奇心をそそった。

ハ·ジョンウという良い人間関係が自分の人生の態度にも肯定的な影響を与えたとし、感謝の気持ちを打ち明けたりもした。チュ·ジフンはふと「私は周りに良い先輩がたくさんいる。人がうらやむほど多い。演技者の先輩もいらっしゃるし、監督、良い制作者、PDたち。私的な席で運良くそんな方々に出会えた。その方々が今の席にいるまで体験した経験を聞くだけで良い影響を受ける」と話し始めた。

そして、ハ·ジョンウとハワイ旅行に行ったエピソードを切り出した。チュ·ジフンは「私の新作封切りを控えてハワイ旅行に一緒に行った。飛行機で遊びに行った旅行初日、川辺で滑って腕を怪我した。腕が裂けてねじらなければならなかった状況に腹が立った」として「ジョンウさんは淡々とした態度で『大丈夫か』と私の状態をチェックした後、直ちに私にこういう話をした。「厄払い終わった」ジフン、『厄払いしたから新作がうまくいくだろう』とおっしゃっていた」と回想した。

続けて「『君がハワイと体を混ぜた、厄払いを尽くした』と言ってくれたおかげで残った旅行を傷にこだわらずによく過ごすことができた」として「このように人は自分の周辺にいる人の影響を受けるしかない。良い人間関係が人に切実な理由」と強調した。