谷山浩子さんの22ndシングル。

1994年に発売されました。

 

前回のシングル「ひとみの永遠」から約2年後に発売されました。

まあ、浩子さんはシングルでの活動とゆーより、毎年のアルバム

制作に重点を置いている方なので、こんなモンなんでしょうかね。

(若い頃はレコード会社の意向で年2枚出してたらしい)

 

で、久々のシングルなんですが、なんと既存曲の「やりなおし」です。

元々は1984年発売のアルバム「水の中のライオン」に収録していた

「夜のブランコ」が装いも新たにリメイクされました。

 

不倫の、哀しい曲なんですよね。浩子さんの哀しいラブソング

の定番的な楽曲です、今回、編曲がオシャレになりました。

 

翌月に発売したアルバム「銀の記憶」からの先行シングル

でした。何でもアルバム制作時に・・・

「とんでもなく素敵に出来た。コレはシングルにせねば」

だったそーです。

 

当時のエピソードなんですが、有線放送には週間ベストの

チャンネルがあるんですよね。リクエストベスト20を1位から

順番に流れるチャンネルなんですが、番組自体が2時間構成で

2時間にする為に20位以降はリクエスト上昇曲をセレクトして

流れます。

 

そして、ある週に番組の最後がこの「夜のブランコ」だった週が

ありました。最後だから次にかかるのが1位のユーミンの「春よ、来い」

だったんですが、今でも「春よ、来い」を聞くとこの曲を思い出しますね(笑)

 

もう既にこの時点で20年以上のキャリアだった浩子さん。ここらでビック

ヒット来るか?と期待しましたが、まあそんな事はありませんでした・・・(汗)

 

C/Wは「ひとりでお帰り」。この曲はこのシングル発売前にコンサートで

良くアンコールで歌われてました。コンサートを終えて、帰るお客さんに

対してのお礼の歌として歌われていましたね。なので、発売されて嬉しかった

思い出があります。

 

僕がファンになって最初にリアルタイムで買ったアルバムの楽曲が

ニューバージョンになってリリースされたのは嬉しかったですね。